なかなか治らない腰痛・坐骨神経痛｜痛みの原因は深部の筋肉【川口陽海の腰痛改善教室 第18回】
深部の筋肉をテニスボールでほぐす方法
腰痛トレーニング研究所には脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、坐骨神経痛などの診断を受けた患者さんがたくさん訪れます。
しかし、そのほとんどは『トリガーポイントによる筋筋膜性疼痛症候群』であり、筋肉の治療やエクササイズをおこなうことで症状が改善されます。
治りにくい腰痛や坐骨神経痛でも、深部の筋肉をほぐすことで良くなっていきます。
なかなか治らない腰や脚の痛みでお悩みでしたら、まずは我々のような専門家に相談することが一番ですが、ご自身でできることもあります。
今回はテニスボールを使ってお尻の深部の筋肉『中殿筋』をほぐす方法をお伝えします。
（１）仰向けになり両膝を立てます
（２）ボールをお尻のコリや痛みを感じるところに入れます
（３）ゆっくりとボールに体重をかけていきます
痛いけど効く、痛気持ちい程度に体重をかけるのがベストです。
（４）場所や当てる角度を変えながら、一番効くポイントを探します
はじめのうちは１か所数秒～１５秒程度、トータルでも３～５分くらいにしてみましょう。
やりすぎるとかえって痛みが増すことがありますので注意してください。
大丈夫そうであれば、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
これをおこなうことで痛みが出たり、悪化したりする場合は速やかに中止してください。
過去の記事でご紹介したストレッチなどもおこなうとより効果的です。
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ぜひご参考になさってください。
文・指導／川口陽海
厚生労働大臣認定鍼灸師。腰痛トレーニング研究所代表。治療家として20年以上活動、のべ1万人以上を治療。自身が椎間板へルニアと診断され18年以上腰痛坐骨神経痛に苦しんだが、様々な治療、トレーニング、心理療法などを研究し、独自の治療メソッドを確立し完治する。現在新宿区四谷にて腰痛・坐骨神経痛を専門に治療にあたっている。
【腰痛トレーニング研究所／さくら治療院】
東京都新宿区四谷2-14-9森田屋ビル301
TEL：03-6457-8616
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