新着記事

【第89回人形町らくだ亭】4月16日開催/中止およびチケット払い戻しのご案内

【ビジネスの極意】伝説のロックバンド「クイーン」に学ぶビジネスの基本

【ビジネスの極意】伝説のロックバンド「クイーン」に学ぶビジネスの基本

ほたるいかと菜の花のアーリオオーリオ

【管理栄養士が教える減塩レシピ】プリプリ&旨味凝縮! 春の味覚ほたるいかを使ったレシピ2品

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(4/6~4/12)射手座~魚座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(4/6~4/12)獅子座~蠍座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(4/6~4/12)牡羊座~蟹座編

新型コロナウイルスが4月新入社員研修に与える影

講義型研修はオンライン化進む|新型コロナウイルスで「新入社員研修」どうなる?

信長と帰蝶の関係からも目が離せない。

織田信秀死す! まだ10代の信長・帰蝶夫妻に降りかかる尾張の国難【麒麟がくる 満喫リポート】

【働き手のお財布事情】20代~40代の2割が貯金なし、3割が毎月の貯金をしていない!

【裁判長の説諭】失踪した夫の借金を肩代わり。生活費に困り、子どもたちを育てるために食材を万引きし続けた母。この事件を担当した裁判官は、閉廷後にその母を呼び止めて……。(後編)

【裁判長の説諭】失踪した夫の借金返済を肩代わり。生活費に困り、子どもたちを育てるために食材を万引きし続けた母(後編)

通販別冊『大人の逸品』最新号はこちら

LINE公式アカウントでも記事を配信中

友だち追加

お気軽に友達追加してください

サライ本誌最新号(クリックで試し読み)

ピックアップ記事

  1. 荒川豊蔵資料館蔵の志野筍絵茶碗 銘「随縁」(荒川豊蔵、1961年)。豊蔵が「再発見」した「美濃桃山陶」の陶片である「筍」と文様が共通する。

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

サライ7月号付録「筋トレチューブ」トレーニング動画公開中!

健康

新タイプの睡眠薬「オレキシン受容体拮抗薬」の効き目と安全性|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第11回】

新タイプの睡眠薬「オレキシン受容体拮抗薬」の安全性は|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第11回】向精神薬とは別のメカニズムで

現在、よく処方されている睡眠導入剤の「ハルシオン」や短時間作用型の「デパス」などは、向精神薬の一種です。脳の中枢神経に作用することで眠りやすくするのですが、それゆえに副作用も心配されます。報告されている副作用のひとつは、脳のホルモン分泌に関わる部分に傷がつき、ホルモン分泌が乱れることによる全身トラブル。脳梗塞や糖尿病などの生活習慣病との関連や、うつ病、アルツハイマー病のリスクが高まることもわかっています。

より安全な睡眠薬への需要は高く、開発が続けられています。近年、より安全性の高い新薬も発売されていますので2つご紹介します。

●メラトニン受容体作動薬

メラトニンは別名「睡眠ホルモン」などと呼ばれる、概日リズム(体内時計)を調整するホルモンです。夜、暗くなると分泌量が増え、自然な眠りに導きます。そのメラトニンの作用を高めて、眠りを得ようという薬です。
2010年に発売された「ロゼレム」(成分名ラメルテオン)がそれです。もともと眠りに関わるホルモンに働きかけているという点では安心感があります。
アメリカではメラトニンの催眠効果は以前から知られ、ドラッグストアでも購入できます。副作用や依存性もないとされ、安全性にはすぐれています。ただ、肝腎な眠れる効果は「弱い」という評価が聞かれます。

●オレキシン受容体拮抗薬

2014年に日本のMSD株式会社から発売された「ベルソムラ」(成分名スボレキサント)は、オレキシンという覚醒と関係のある脳内物質をブロックすることで、睡眠モードを優位にします。
睡眠障害のひとつにナルコレプシーという病気があります。日中、急な眠気に襲われてしまう睡眠発作を起こす病気で、眠り病などと呼ばれています。この病気の原因のひとつがオレキシンの欠乏です。このことからオレキシンを脳内でブロックすると眠くなることがわかります。
発売してまだ5年ですが、今のところ特に副作用は報告されていません。ちなみに「ベルソムラ」を飲んでナルコレプシーが生じることはないことは、発売前の研究で確認済みだそうです。
この薬は脳の覚醒を司る物質を直接ブロックするため、他への影響が少ないという点で、安全性が高いといえます。血中濃度も1〜3時間で下降していくので、入眠障害から中途覚醒まで、幅広くカバーできます。
安全性が高い睡眠薬が発売されたのは喜ばしいことです。医師にとっても使い勝手がいいので、“とりあえず”処方される睡眠導入剤としてもの第一選択薬になる可能性があります。

ただ、発売5年というのは、まだまだ安心できる年月ではないこともつけ加えておきたいと思います。

宇多川久美子(うだがわ・くみこ)

薬剤師、栄養学博士。一般社団法人国際感食協会理事長。健康オンラインサロン「豆の木クラブ」主宰。薬剤師として医療現場に立つ中で、薬の処方や飲み方に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」をめざす。薬漬けだった自らも健康を取り戻した。現在は、栄養学や運動生理学の知識も生かし、感じて食べる「感食」、楽しく歩く「ハッピーウォーク」を中心に薬に頼らない健康法をイベントや講座で多くの人に伝えている。近著に『薬は減らせる!』(青春出版社)。

構成・文/佐藤恵菜

  1. 花粉症は薬を飲みつづけていれば治るのか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第19回】

    花粉症は薬を飲みつづけていれば治るのか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第19回】

  2. ドラッグストアで買える「抗ヒスタミン薬」の効果は?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第18回】

    ドラッグストアで買える“花粉症の薬”「抗ヒスタミン薬」の効果は?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第18回】

  3. 「お薬手帳」を有効に使っていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第17回】

    「お薬手帳」を有効に使っていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第17回】

  4. 高齢者にとってポリファーマシーのリスクは何か?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第16回】

    高齢者にとってポリファーマシーのリスクは何か?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第16回】

  5. 薬と耐性菌のいたちごっこが生み出す「スーパーバグ」|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第15回】

    薬と耐性菌のいたちごっこが生み出す「スーパーバグ」|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第15回】

  6. インフルエンザに「抗生物質をください」のなぞ|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第14回】

    インフルエンザに「抗生物質をください」のなぞ|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第14回】

  7. インフルエンザ薬「ゾフルーザ」に早くも耐性ウイルス問題|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第13回】

    インフルエンザ薬「ゾフルーザ」に早くも耐性ウイルス問題|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第13回】

  8. 睡眠薬の長期服用リスク「ダウンレギュレーション」とは|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第12回】

    睡眠薬の長期服用リスク「ダウンレギュレーション」とは|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第12回】

  9. 新タイプの睡眠薬「オレキシン受容体拮抗薬」の安全性は|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第11回】

    新タイプの睡眠薬「オレキシン受容体拮抗薬」の効き目と安全性|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第11回】

  10. 不眠症の4タイプ。自分のタイプに合った薬を処方してもらっていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第10回】

    不眠症の4タイプ。自分のタイプに合った薬を処方してもらっていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第10回】

  11. 睡眠薬、知っておきたい市販薬と処方薬の違い|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第9回】

    睡眠薬、知っておきたい市販薬と処方薬の違い|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第9回】

  12. 「とりあえず、眠れる薬出しておきましょうか」から始まる眠剤生活

    「とりあえず、眠れる薬出しておきましょうか」から始まる眠剤生活|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第8回】

  13. 肩こり、腰痛にテープ剤と飲み薬。どちらが効果的なのか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第7回】

    肩こり、腰痛にテープ剤と飲み薬。どちらが効果的なのか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第7回】

  14. 肩こり、腰痛に貼るのは湿布? テープ? あなたはNSAIDsについて知っていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第6回】

    肩こり、腰痛に貼るのは湿布? テープ? あなたはNSAIDsについて知っていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第6回】

  15. 人体にとって異物である薬を消化するために身体が払うコストについて|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第5回】

    人体にとって異物である薬を消化するために身体が払うコストについて|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第5回】

  16. 脂質異常症薬(コレステロール値を下げる薬)ナンバー1「スタチン」の人気と問題点|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第4回】

    脂質異常症薬(コレステロール値を下げる薬)ナンバー1「スタチン」の人気と問題点|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第4回】

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 花粉症は薬を飲みつづけていれば治るのか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第19回】 花粉症は薬を飲みつづけていれば治るのか?|薬を使わない薬剤師 宇…
  2. ドラッグストアで買える「抗ヒスタミン薬」の効果は?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第18回】 ドラッグストアで買える“花粉症の薬”「抗ヒスタミン薬」の効果は?…
  3. 「お薬手帳」を有効に使っていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第17回】 「お薬手帳」を有効に使っていますか?|薬を使わない薬剤師 宇多川…
  4. 高齢者にとってポリファーマシーのリスクは何か?|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第16回】 高齢者にとってポリファーマシーのリスクは何か?|薬を使わない薬剤…
  5. 薬と耐性菌のいたちごっこが生み出す「スーパーバグ」|薬を使わない薬剤師 宇多川久美子のお薬講座【第15回】 薬と耐性菌のいたちごっこが生み出す「スーパーバグ」|薬を使わない…
PAGE TOP