義家族とは程よい距離感を保つも、夫婦関係には夫の浮気から亀裂が

結婚式も滞りなく終了して、真衣さんの実家から電車で数駅のマンションに新居を構えます。新居の家具のほとんどは相手側のご両親からのプレゼントだったと言います。

「プロポーズされた後に知ったんですが、彼の家はお金持ちで、結構な広さの土地を地元に持っていました。夫の実家は田舎だから大きいのかなって思っていたし、夫の金銭感覚は普通だったので、まったく気づかなくて。でも、家具は勝手に選ばれたものではなく、一緒に買い物に行って私たちが選んだものなので、感謝しかないです。離れて暮らしているからしょっちゅう家にやってくるなんてこともないし。程よい距離感を理解してくれているようでした」

結婚生活に変化が出てきたのは4年後から。旦那さんの言う「店が忙しい」という理由を素直に信じて、休みも返上で毎日遅くに帰ってくることが増えていきます。結婚したことで職場を辞めていた真衣さんは、元勤め先は人の回転が早いこともあり、旦那さんの勤務先に知り合いは一人も残っていなかったそう。そこでお店まで様子を見に行き、衝撃の事実を知ります。

「夫が翌日の仕込みなどで働いているといっていた時間、お店は閉まっていました。その現場を見て、メールをしたんです。『まだ仕事中?』と。そしたら『仕事がまだ終わらなくて、帰れそうにない』というような返事が返ってきました。私はそのメールの嘘を夫が帰ってきた時に問い詰めました。そして夫の携帯を確認すると、浮気の事実が次々に出てきました」

離婚する気にはなれかったものの、冷静になる時間が必要だと思い、真衣さんは実家に戻ります。別居期間は1か月弱。その時はやり直すつもりだったと語ります。

「浮気相手は勤務先の飲食店のフリーターの子でした。ずっと私の両親にも謝り続ける姿にほだされて、許そうと思いました。別居後に家に戻る条件は、そのフリーターの子を辞めさせることと、残業になる場合は、1時間ごとに写メで様子を送ってもらうことでした。

私が実家に帰ったことで両親は彼の浮気の事実を知りましたが、私は相手のご両親には言いませんでした。これは夫のことを思ってしたことだったんです」

夫の2度目の裏切りに遭い、離婚を決意。夫を許さない姿を見て、義家族から向けられたのは、あからさまな敵意だった。【~その2~に続きます。】

取材・文/ふじのあやこ
情報誌・スポーツ誌の出版社2社を経て、フリーのライター・編集者・ウェブデザイナーとなる。趣味はスポーツ観戦で、野球、アイスホッケー観戦などで全国を行脚している。

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