文/天野光法
約50年の歴史を誇るジムニー。その中でも1990年に発表されたJA11型は、軽自動車の規格変更により排気量がそれまでの550㏄から660㏄へと拡大。パワーとトルクがアップしたエンジンに加え、「これぞ四駆!」と思わせる角ばったボディは人気が高く、歴代最高、というファンの声も多い。
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JA11
じつは、今回発表された新型ジムニーを大げさな改造などすることなしに、しかもメーカー純正パーツで人気のJA11仕様にしてしまう、とっておきの裏ワザがある。
新型ジムニーには、そんなファンのためにJA11型を彷彿とさせるカスタマイズができるアクセサリーパーツが用意されているのだ。
パターンは2種類。ホワイトボディベースの『ヘリテージスタイル』とブラックボディベースの『リバイバルスタイル』だ。
【ヘリテージスタイル】
サイドデカールと、アクセントとなる赤いマッドフラップ(泥除け)。角型ボディと相まって、見事にJA11スタイルになっている。
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サイドデカール
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マッドフラップセット(フロント)
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マッドフラップセット(リア)
新型ジムニーのドアミラーの色はボディカラーにかかわらず黒だ。このヘリテージスタイルの場合はドアミラーもボディカラーのホワイトと統一するために、同色のドアミラーカバーも用意されている。
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ドアミラーカバー(LEDサイドターンランプ付ドアミラー用)
【リバイバルスタイル】
一方、ブラックボディをベースとする『リバイバルスタイル』はグラフィティっぽいステッカーがワイルドなイメージ。JA11がデビューした90年代をその名の通りリバイバルさせた雰囲気は、今の若者にも人気が出るかもしれない。
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サイドデカール
また、スペアタイヤカバーもサイドデカールとマッチしたものが用意されている。
2つのモデルとも、大きな改造ではなく、サイドデカールと多少の小物の変更だけで、見事にJA11スタイルを実現。これも新型ジムニーがJA11と共通点が多いことからできたことだろう。
かかる費用も少なく、純正アクセサリーなので安心だ。
歴史あるジムニーの伝統を継承し、人気のJA11型をリスペクトした、純正アクセサリーパーツ。新型ジムニーの人気は、そんなファンへのサービスにもあるのかもしれない。
ジムニースペシャルサイト
http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/spec
文/天野光法
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