新型ジムニーがまだまだ話題である。

その理由は、原点回帰ともいえる誰が見ても『本格四駆』と思えるデザインだ、と述べた。

では、その原点とはどういうものだったのだろう? 歴代ジムニーの代表的なモデルを紹介しつつ、新型ジムニーの魅力的なボディデザインを再認識してみよう。

【初代 1970-1981】

LJ10(1970-1972)

ジムニーは1970年、軽自動車初の本格四輪駆動車としてデビュー。悪路走破性を高めるラダーフレームを基本骨格とし、林業での活用、山間地での運送など様々な状況下で「プロの道具」として高い評価を得るとともに、手軽にアウトドアが楽しめるクルマとして一般ユーザーにも好評を博した。ちなみにこの型式のエンジンは空冷2サイクル直列2気筒、360ccである。1972年発表のLJ20において、空冷のエンジンは水冷に変更され、1976年には軽自動車規格変更により、排気量が550ccとなる新しいエンジンを搭載している。

【2代目 1981-1998】

SJ30(1981-86)

発売から11年を経てフルモデルチェンジを行ったジムニーは、軽自動車規格いっぱい(当時)のフルサイズキャビンなど、快適性を重視。乗用車としての性能も向上させ、ユーザーの支持を広げた。SJ30まで搭載されていた2サイクルエンジンのファンも多い。その後、1986年に発表されたJA71型では4サイクルターボエンジンに変更された。

JA11(1990-1995)

1990年に軽自動車規格が変更され、排気量がそれまでの550ccから660ccにアップ。これに伴い、パワーと馬力の向上が図られた。

【次ページに続きます】

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