文/天野光法
新型ジムニー人気は衰えることを知らない。なぜこんなに人気があるのか?
ジムニーの魅力の一つに、プロが認めた本格コンパクト4WDである、ということが挙げられる。プロユースの道具というのは、男性にとって憧れの対象なのだ。
また、「ジムニー」シリーズは、全世界194の国・地域で、世界累計285万台(2018年3月末現在。スズキ調べ)が販売されている。世界が認めたコンパクト4WDである。
ジムニーは発売当初より、「プロの道具」を標榜してきた。初代ジムニーの警察車両や消防車両などが、その証左だ。
![](https://serai.jp/wp-content/uploads/2018/09/28b0a7e62fb9d1d930314ac52f536f8d.jpg)
初代ジムニーの警察車両
![](https://serai.jp/wp-content/uploads/2018/09/cb4bd64835d41f652eb460521a49ea1c.jpg)
初代ジムニーの消防車両
また、1977年に発表されたSJ20、通称ジムニー8(エイト)は、スズキ初の水冷4サイクル4気筒0.8Lエンジンを搭載。ジムニーで初めて小型車登録されたジムニー8は、海外市場へと参入したのだ。
![](https://serai.jp/wp-content/uploads/2018/09/a94a0f122106dd6839e91c920eee1d3e-500x332.jpg)
牧場で活躍するSJ20(ジムニー8)。
悪路走破性とコンパクトな車体は、海外でも評判となった。
![](https://serai.jp/wp-content/uploads/2018/09/2ac0d2db7c63c683f71b54eedbc52c1d-500x488.jpg)
オーストラリアのSJ20型。(LJ80)
日本でも海外でも、道なき道を走ることのできるジムニーは牧草地など、広大な場所でも大活躍している。
【次ページに続きます】
![](https://serai.jp/wp-content/uploads/2018/09/81ac51bc3230fb92907946d8f088e647-1-660x400.jpg)