文/天野光法
新型ジムニー人気は衰えることを知らない。なぜこんなに人気があるのか?
ジムニーの魅力の一つに、プロが認めた本格コンパクト4WDである、ということが挙げられる。プロユースの道具というのは、男性にとって憧れの対象なのだ。
また、「ジムニー」シリーズは、全世界194の国・地域で、世界累計285万台(2018年3月末現在。スズキ調べ)が販売されている。世界が認めたコンパクト4WDである。
ジムニーは発売当初より、「プロの道具」を標榜してきた。初代ジムニーの警察車両や消防車両などが、その証左だ。
また、1977年に発表されたSJ20、通称ジムニー8(エイト)は、スズキ初の水冷4サイクル4気筒0.8Lエンジンを搭載。ジムニーで初めて小型車登録されたジムニー8は、海外市場へと参入したのだ。
悪路走破性とコンパクトな車体は、海外でも評判となった。
日本でも海外でも、道なき道を走ることのできるジムニーは牧草地など、広大な場所でも大活躍している。
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