【3代目 1998-2018】

JB23(1998-2018)

2代目までのボディとは明らかに異なる、丸みを帯びた洗練されたボディは、1998年の軽自動車規格のサイズ変更に対応している。

【4代目 2018-】

新型ジムニー JB64W

先代デビューから20年を経て、フルモデルチェンジした新型ジムニー。そのボディは先々代以前のモデルを彷彿とさせる箱型ボディを身に纏って登場した。

ジムニーの標榜する「小型で本格的な四輪駆動車」を体現するに相応しい無骨なイメージは、歴代ジムニーへのリスペクトにもあふれている。

例えば、新型ジムニーのフロントグリルの縦5列のスリットは、先代JB23をオマージュとしているし、丸型ヘッドライト、グリル横位置に配置されたウィンカーレンズは、初代LJ10をも彷彿とさせる。

新型ジムニーのフロントグリル

先代JB23。フロントグリルのスリットに注目。

また、アクセサリーで用意されるフロントグリルには、スズキの「S」マークではなく「SUZUKI」のロゴの入ったジムニー1300(JA51)タイプのものも用意されている。

ジムニー1300(JA51)タイプのフロントグリル。

もちろん、ボディデザインだけではなく、初代から継承されているラダーフレームは新開発のものとなり、快適・安全性能も21世紀のクルマとして、充実の装備を誇っている。

歴史あるクルマには、数多くのファンが存在する。そのファンの期待を裏切らず、あらたなファン層を獲得しつつある、新型ジムニー。評判にならないはずがないのである。

だが、昔からのファンからはこんな声も聞こえてきている。

「かつてあった幌モデルも復活させてほしい!」

実用性とともに、遊びゴコロをも満足させてくれるジムニー。カブリオレとしての復活もあるかもしれない。

【スズキ/ジムニーXC(5MT)】

全長× 全幅× 全高:3395×1475×1725㎜
ホイールベース:2250㎜
車両重量:1030㎏(4ATは1040kg)
エンジン:水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
総排気量:0.658L
最高出力:47kW<64PS>/6000rpm
最大トルク:96N・m/3500rpm:9.8kg-m
駆動方式:パートタイム4WD
燃料消費率:16.2㎞/l(WLTCモード)
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン 40L
ミッション:5速MT(ATは4速)
サスペンション:前・後:3リンクリジッドアクスル式コイルスプリング
ブレーキ形式:前:ディスク 後:リーディング・トレーリング
乗車定員:4名
メーカー希望小売価格(消費税8%込み):174万4200円(ATは184万1400円)

【ジムニースペシャルサイト】
http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/

文/天野光法

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