蕎麦談義
蕎麦談義に関する記事40件
文・写真/片山虎之介 春は引越しの季節である。私の隣りの家の住人も転居し、住んでいた家は売りに出された。 2か月間ほど空…
文・写真/片山虎之介 自家製粉・手打ちをうたっているような蕎麦屋に行くと、淡い茶色を帯びた麺の表に、小さな黒い粒が、点々…
文・写真/片山虎之介 ひとそれぞれ、様々な年越し蕎麦の食べ方があると思うが、今回は、我が家の年越し蕎麦がどのようなもので…
文・写真/片山虎之介 ■福井に花開いた多彩な蕎麦文化 関東には江戸の蕎麦食文化があるが、そこから脊梁山脈を挟んで日本海側…
わかっているようで、意外とわからないのが、蕎麦の名前だ。 「盛り蕎麦(もりそば)」「笊蕎麦(ざるそば)」「蒸籠(せいろう…
香川県といえば、「うどん県」を名乗るほど、うどんへの思い入れの強いところだ。 私は蕎麦だけでなく、うどんも大好きだが、い…
昔から、蕎麦は「小腹が空いたときに、さっと手繰るもの」といわれる。 しかし、小腹が空くのはたいてい午後3時過ぎ。中休みを…
蕎麦屋で長居することは、「蕎麦屋の長尻(ながっちり)」と呼ばれ、無粋な行動の典型のようにいわれている。 反対に蕎麦屋で好…
蕎麦は本来、長くつながっているものだ。だからこそ昔から歳時などに、「細く長く」の縁起をかついで食されてきた。 蕎麦を長く…
蕎麦屋には、よくわからない謎がいっぱいある。僕はその謎の最たるものを七つ選び、「蕎麦屋の七不思議」と名付けている。前回、…
蕎麦の脇に置かれた小皿。これに乗せられた、刻みネギ、ワサビ、大根おろしなどが、蕎麦好きなら誰もが知っている「薬味」だ。で…
コシが強くて、しっかり角が立った手打ち蕎麦こそ「良い蕎麦」と評価される今の時代、ふにゃふにゃと軟らかくて、ぽっちゃり太め…
著書が一冊出版されるたびに、僕は岡山の父に送っている。蕎麦の本を受け取った父が、電話で語る感想はいつも決まっていた。 「…
蕎麦を打つことは楽しい。 なぜ、楽しいのだろうと、考えてみる。蕎麦粉に水を加えて捏ね、麺棒を使って延し、それを包丁で切っ…
「もしも」という仮定は想像力の翼に力を与え、楽しい夢を見させてくれる。「もしもタイムマシンで江戸時代に戻って、農家からソ…
雨音が聞こえなくなったので窓の外を見ると、大粒の雪が音もなく降っている。こんな日は、雪を見ながら弘前の『野の庵』で食べ…
蕎麦屋に入ったら、その店の個性や季節の旬を味わえるメニューを注文するのが、的を得た楽しみ方だといえる。 冬の蕎麦を代表す…
町の雰囲気が気ぜわしくなり、また日本人がこぞって蕎麦を食べる、あの日が近付いている。 今年もなんとか、年越し蕎麦を食べる…
京都の蕎麦店を取材した時、「ぜひ、かけ蕎麦を味わってください。汁に力を入れましたので」と、主人にすすめられた。なかなか言…
滑らかな食感が特徴の『越後へぎそば処 粋や』のへぎ蕎麦。 蕎麦というものは、面白い食べ物で、子供のころに食べた蕎麦の味の…
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