「色恋営業」に屈しなかったまひろ
I:さて、ここで場面は再び越前に戻ります。前週にまひろが左大臣(道長)と親しいという情報を得た周明(演・松下洸平)は、まるで現代の水商売で行なわれるような色恋営業的アプローチをかけてきました。
A:周明が現代ではキスと称する「口吸い」を迫る様子まで描かれましたね。
I:ここで落ちなかったのは、さすがまひろと思いました。
A:世の中にはここまで極端ではなくとも、同じようなアプローチにさらされることはままあります。国家による美人局(つつもたせ)まがいのアプローチもあったりするそうですから、まひろが毅然とした態度で拒絶した場面には拍手を送りたいと思います。
【人生の転機となった友の死。次ページに続きます】