地元の人はもとより、遠方からもその味を求めやってくるという料理店【松葉 ごろん亭】です。
特別に用意していただいたウェルカムドリンクは、炭火で温められた燗酒!
炭が焼けるパチッという音、竹とともに香り立つ霧島の芳香……堪りません。
竹を切り出した手製の酒器が一段と焼酎の味を豊かにするようです。
川を望むカウンター席を通り抜け、奥の大広間へ。
まず目を奪ったのは、南九州の家庭の味、「がね」(奥)。がねは短冊切りにしたサツマイモと人参、玉ねぎなど好みの野菜を揚げたサツマイモの天ぷら。
そしてもう1つ代表的なのが「ねったぼ」(中央、長方形状のもの)。
ねったぼはサツマイモをもち米と一緒に蒸したサツマイモのお餅。ほんのり甘く、素朴な味はお酒のお供にもぴったりで、またしても焼酎がすすみます。この店の裏で買われている地鶏の新鮮な刺身(手前)も、素晴らしい味わいです。