【ひと皿の歳時記~第24回】
神楽坂「山さき」の「ねぎまなべ」
歳時記では「ねぎまなべ」は冬の季語ですが、真冬のなべは「ふぐちり」「たらちり」など白身の魚が優勢ですね。花冷えのこの時期こそいただきたいのが「まぐろ」と「ねぎ」を組み合わせた「ねぎまなべ」です。昔の江戸では、まぐろは赤身を食べ、脂ののった、いわゆるとろは、その脂っ気を巧みに落として楽しみました。
「山さき」では、腹身のとろこそ使えませんが、背とろを鍋に仕立ててくれます。
葱との相性は抜群ですが、まぐろに胡椒を添えると、一段と味わいが深くなります。
「山さき」では4月いっぱい楽しめます。
店舗情報
店名 |
山さき |
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住所 |
東京都新宿区神楽坂4丁目2 福屋ビル 2階 |
TEL | 03-3267-2310 |
営業時間 | 18:00~22:00(L.O.20:00)要予約 |
定休日 | 日曜・祝日 |