新着記事

江戸時代の有名事件に登場した犬の糞 江戸時代の犬にまつわるスキャンダル|有名事件に登場した犬の糞 つなん雪まつり【新潟県 新潟県 】 新潟県「つなん雪まつり」が1位を獲得!|行ってみたい冬の絶景スポットランキングTOP10 口ゴム超ゆったりパイル靴下|ゆったりとした穿き心地で足元を温める 猫と人は家族や友人のように親しくなれるのか 猫と人は友達になれるの?|猫と「楽しい時間」を過ごす方法 下図の(ア)は足長、(イ)は足囲を示しています 意外と知らない!靴のウィズ表記【快適に過ごせる靴との出会いvol.6】 40代以上が選ぶ! 応援していた80年代アイドルランキング 40代以上が選ぶ! 応援していた80年代アイドルランキング|3位は中山美穂、2位は小泉今日子、1位は? お洒落のポイントは眼鏡。その日の気分でかけかえる。手にしているのは『魔女の宅急便』の主人公キキの相棒、猫のジジのぬいぐるみ。 角野栄子さん(児童文学作家)「読書体験はものすごく大切。心の中に降り積もった言葉が、やがて生きる力になるのです」【サライ・インタビュー】 飼い主さんの想像以上に多い 誤飲事故は寒い今が危険 「うちの子〇〇を食べちゃったんです!」犬・猫の誤飲事故は冬が危険 |獣医が教える助けるために飼い主がすべきこと コミュニケーション 【ビジネスの極意】「最近の若者は……」という言う前に実践したい|部下のコミュニケーション能力を上げる方法 定番野菜で簡単減塩おかず2選 【管理栄養士が教える減塩レシピ】|栄養を逃さない一工夫! 定番野菜の簡単おかず2選

サライ本誌最新号

ピックアップ記事

  1. 松本零士 不滅のアレグレット〈完全版〉

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

趣味・教養

「そうだ、いすゞという手があったじゃないか!」(テリー伊藤のクルマコラム 第9回)

夕刊サライは本誌では読めないプレミアムエッセイを、月~金の毎夕17:00に更新しています。水曜日は「クルマ」をテーマに、演出家のテリー伊藤さんが執筆します。

文/テリー伊藤(演出家)

こんにちは、テリー伊藤です!

今の時代、スーパーカーが必ずしも自分を満たしてくれるわけではないことは、これまでにお伝えしてきましたが、じゃあ、どんなクルマならワクワクできるのか?そんなことを考えて今週と来週の2回にわたり、今手に入れると楽しいニッポンの「ちょいフル中古車」について語ってみたいと思います。

いいものって普遍的なもの。だから時間が経っても感じるものがあるね。

■あの娘に会うために横田まで

アメリカに憧れた世代のひとりである僕は、たまに時間ができると、東京西部の横田基地のほうにドライブします。おいしいハンバーガーを食べるのが目的なんですけど、もうひとつ気になる場所があるんです。1970年代にタイムスリップした気分になるところ。それは古いアメ車屋じゃなくて、いすゞの旧車専門店なんです。

いすゞは随分前に乗用車の販売をやめてしまいましたが、個性的なクルマを作るメーカーとして有名でした。特に有名なのが、1960年代終わりから80年代にかけて販売されていた、117クーペ。初代フォルクスワーゲン・ゴルフを手掛けたことで有名な、ジョルジェット・ジウジアーロによる流麗なスタイリングに、若い頃の僕は憧れたものです。

その中古車が売ってるんですよ、しかもどれも程度がいい!出会わせてくれてありがとうという気持ちになります。最近聞いた話では、日産・スカイラインGT-Rなんか、海外で人気が高く、アメリカやヨーロッパから中古が買い付けられるようになって、1000万円近い値段をつけることもあるそうですが、117クーペはまだ大丈夫。初期型の希少なハンドメイドモデルでなければ、高くても300万円くらいですから。そのお店では117クーペの後継モデル、ピアッツァも売っててね。これなんか100万円台で買えちゃいます。

■知恵とセンスで勝負していたメーカー、いすゞ

実は、僕はまだいすゞ車を買ったことがないんだけど、すごく気になってましてね~。
ちょっとマニアックになりますが80年代の「イルムシャー」とか「ハンドリング・バイ・ロータス」って覚えてます? 「イルムシャー」はドイツのカスタムメーカーで、「ロータス」はご存じ、イギリスの老舗スポーツカーブランド。当時のいすゞは、ピアッツァや小型車のジェミニにこれらのパーツや技術を使ったグレードを作っていたんですね。もちろんノーマルとの違いは走りにしっかり現われていたけど、僕はそうしたヨーロッパ的ないすゞの世界観が今でも好きなんです。

思えば80年代のクルマって、どれもワクワクさせてくれましたよね。「ターボ」「ツインカム」といった言葉に心を躍らせて、仲間同士で「今度の〇〇は何馬力だぜ!」なんて話をしたり…。高性能ドイツ車に羨望のまなざしを送りながら、頑張れば手の届く日本車に、みんなが憧れていたんです。いすゞは大メーカーには開発資金で叶わない分、知恵とセンスで勝負していたんですね。

あと、いすゞのクルマって、当時のほかのメーカーと比べても、顔つきが優しい気がします。だからコワモテ顔が幅を利かせる今こそ、洒脱で大人の品格を主張できるいすゞ車は「買い」なんです! いや~、こんなことを書いていたら、またお店を覗きに行きたくなってしまいましたよ。お店のほうも僕の気持ちを心得ていて、ときどき「いい117が入りました!」なんてメールが来るの。もう、寿司屋のネタじゃないっての!

【今週のテリー・カー(1):いすゞ・117クーペ】

日本車の歴史上、傑作のひとつに数えられる名車。細身のピラーに広いガラスエリア、サイドのうねるようなフェンダーラインが特徴。気品あふれるスタイリングは、初期型のみ工程の大部分を手作業で行なっていたため、ハンドメイドモデルとも呼ばれる。そのため現在は高値で取り引きされているが、写真の後期型(ヘッドライトが丸目から角目に変更されている)なら手が届きやすい。

【今週のテリー・カー(2):いすゞ・ピアッツァ】

初代は1981年から93年まで作られていた。デザインはこちらもジウジアーロで、先鋭的な3ドアハッチバックのスタイリングのみならず、デジタルメーター(上級グレードのみ)や、メーターパネルの左右に設けられたサテライトスイッチなど、80年代のトレンドを牽引する先進的なインテリアが特徴だった。写真のモデルはスポーツグレードのイルムシャー。当時、GM傘下だったいすゞと、GM車の輸入代理店であるヤナセとの提携で、よりシックなカラーリングのピアッツァ・ネロも販売されていた。

文/テリー伊藤(てりー・いとう) 
昭和24年、東京生まれ。演出家。数々のテレビ番組やCMの演出を手掛ける。現在は多忙な仕事の合間に、慶應義塾大学 大学院で人間心理を学んでいる。

(今週のテリー・カー、キャプション:編集部)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 街で見かけた、思わず心がときめいた車とオーナー【彩りカーライフ~自分の人生をかろやかに走ろう~】 街で見かけた、思わず心がときめいた車とオーナー【彩りカーライフ~…
  2. サライ.jp世代にとって印象深いスーパーカーのヨーロッパ。 【私のクルマ遍歴】好奇心と巡り合わせで、買えないと思っていたスー…
  3. 日本では特に有名なスーパーカーを愛車にする秋葉さん。その出会いと物語は、【後編】で語ります。 【私のクルマ遍歴】バイクに夢中になるきっかけはスズキの『ハスラー…
  4. スズキ/ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ|20年ぶり全面改良された本格4WD【石川…
  5. サライ世代の車の選び方、考え方。自分のためにとことんわがままになろう! シニア世代の車の選び方は、自分のためにとことんわがままになろう!…
PAGE TOP