「下焦の虚証(げしょうのきょしょう)では身体を冷さないようにすることが重要です。特にお臍から下を温めることが効果的で、日頃から腹巻き・長ズボン・靴下等を着用し、入浴時には半身浴で下半身をゆっくり温めるとよいでしょう。
食事においても下焦を補う食材(山芋・黒豆・海老など)・身体を温める食材(にら・長ねぎ・羊肉など)を取り入れて適正な量を食べるように心がけ、無理なダイエットや冷たい飲食物の過剰摂取は避けるようにしましょう。また運動は自分の体力に応じて行い、疲れすぎないように注意しましょう。呼吸が上がってしまうようなハードな運動よりも、深い呼吸を伴うゆったりした運動が適しています。漢方デスクでは以下の薬膳料理のレシピをお勧めしています」
おすすめ薬膳レシピ:海老と長いものワンタンスープ
材料(4人分)
むきえび 8尾
ながいも 1/8本
にら 1/4把
生姜 1/2かけ
ワンタンの皮 20枚
片栗粉 4g
塩 適量
胡椒 適量
<スープ>鶏ガラスープの素 大さじ1
<スープ>水 500ml
<スープ>しょうゆ 大さじ1/2
<スープ>片栗粉 10g