健康に過ごすために、どんなことを意識していますか? 新型コロナウイルスの感染によって様変わりした日々の中で、健康との向き合い方も変わってきたはずです。株式会社ナリス化粧品(https://www.naris.co.jp)は、20〜59歳の全国の女性約2,000名に、コロナ状況下の今年4月以降の生活や健康面についてアンケートを行いました。コロナ禍のステイホームで変化した、女性の生活や健康面についてご紹介していきます。

■健康に気をつけるようになった女性は7割

まずは、健康面について見ていきましょう。今年4月以降、それまでと比較して、7割の女性が自分の健康管理について健康に気をつけるようになったと答えています。また、「日常生活のなかで気をつけていること」という質問では、約8割の人が「できるだけマスクを着用する」と回答。他にも「手洗いをする」「人混みを避ける」「手指の消毒をする」「密の状態を避ける」といった項目に、60%以上の人が気をつけていると答えました。

ほとんどの項目で、若年層よりも高齢層の方が、「気をつけている」割合が高いことがわかりました。また、約半数の女性が「外出を控える」と答えており、外出の自粛が広く行われているようです。

■健康のためにしていること、「運動」よりも「食事関連」が多数派

健康に気をつけている人が多いようですが、具体的にどう気をつけているのでしょうか? そこで健康を意識していると回答した女性に「健康のためにしていること」を聞きました。結果は「ストレスを溜めない」(19%)を除くと、「外食を控える」(31%)、「健康的な食品の摂取」(17%)、「サプリメントの摂取」(15%)と、食事に関することが上位を占めました。運動では、「ウォーキング」(15%)、「筋肉トレーニング」(11%)以外はすべて1割に満たない結果となりました。運動をするよりも、食事関係で健康管理をしている人が多いようですね。

年齢別にみると、食事に関する項目は、年齢による差がほとんどないのですが、「ウォーキング」以外の運動はすべて、若年層の実施率が高く、年齢を重ねるほど実施率が低い傾向が見られます。

■毎食料理している女性は、約2割

それでは、健康管理の中心である食事について詳しく見ていきましょう。
約900名の女性に料理の頻度を聞いたところ、毎日3食料理をしているという女性は約2割にとどまりました。20代後半~30代後半の女性が、3食料理をしている割合が多く、50代になると、毎食の料理の割合が減る傾向がありました。このことは、子どものために毎食料理をしていることが影響していると考えられます。

また、料理の回数が1か月に1回以下の女性は、全体で8.2%でした。24歳以下の女性に関しては12.7%と1割を超える女性が、1か月に1回以下しか料理をしないようです。社会人になっている25歳~29歳の女性でも、8%の女性が、料理回数は1か月に1回以下だと答えています。代わりにある程度、調理されたものを買ったり、お店の物をテイクアウトしたりしていることが予想されます。

 ■健康食品、摂取している女性は約6割

料理を自分でする頻度は低い代わりに、食事に健康食品を取り入れる人は約6割と多いようです。

健康食品やサプリメントの摂取率を見てみると、日常的に摂取しているのは高齢層女性が多く、若年層女性は、時々摂取している層が多い傾向が見られます。具体的に摂取しているサプリメントは、全体では、「ビタミンC」「マルチビタミン」「鉄分」が上位3種。続くコラーゲンや乳酸菌なども含めて、健康目的よりも美容目的のサプリメントが多く摂取されているようです。

若年層の摂取が多く、高齢層が少ないものとしては、「ダイエットシェイク」、「プロポリス」、「鉄分」が挙げられ、逆に高齢層の摂取に比べて若年層の摂取が少ないものとしては、「コラーゲン」「乳酸菌」が挙げられます。また、「ミネラル」「カルシウム」「青汁」は年齢による摂取の差がほとんど見られませんでした。

■健康食品・サプリメントを摂取する理由「手軽に必要な栄養を摂りたい」「美容やダイエットのため」が4割強

続いて健康食品・サプリメントを摂取する目的をご紹介します。約4割の人が「手軽に必要な栄養を摂りたいから」「美容やダイエットのため」「健康に不安を感じるから」という理由を支持しました。深刻な健康不安よりも手軽な健康志向や、美容目的の方が上回るようですね。特に若年層では、「美容やダイエットのため」に摂取しているのが、摂取理由の1位となっています。

料理では摂りづらい栄養素を健康食品から摂取したり、料理よりも安上がりだからと、賢く健康食品を取り入れたりしている女性が多いようですね。

***

健康に留意する方法としては、食事や運動などがありますが、多くの女性は、運動よりも食事に気をつけているようです。特に健康食品やサプリメントといった手軽さを重視した健康志向が見られます。コロナ禍のもとでも、健康で美しい毎日を送っていけるように、そうしたものを上手に利用していきたいですね。 

【調査概要】
実施期間:1次調査2020年8月24日~8月31日
2次調査9月1日~21日 
調査方法:インターネットによるアンケート調査 
(※2次調査は、健康食品を摂取している女性 876名への調査)

 

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