【ひと皿の歳時記~第97回】
銀座『すきやばし次郎』の「しんいか」の握り
毎年8月中旬から9月上旬にかけて、すみいかの赤ちゃん、通称「しんいか」が出まわります。
この時期、東京・銀座の鮨の名店『「すきやばし次郎』では、このしんいかを一杯丸ごと握るので、柔らかな身質が楽しめます。
酢めしが効いているので、そのコントラストでしんいかの甘いこと!
そして、この時のみ「げそ」(いかの足)が軽く湯がいてから握られ、上から甘いつめが塗られます。
この時節、小さな「こはだ」を2枚3枚と重ねて握る「しんこ」はよく知られていますが、「しんいか」の魅力を知る人はだんだん少なくなってきています。
店舗情報
店名 | すきやばし次郎 |
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住所 | 東京都中央区銀座4-2-15 塚本総業ビルB1F |
TEL | 03-3535-3600 |
営業時間 | 11:30〜14:00 、17:30〜20:30 |
定休日 | 日曜、祝日、土曜夜、8月中旬、年末年始 |
URL | http://www.sushi-jiro.jp |