【私のお気に入り~第72回】
寄席演芸情報誌「東京かわら版」
1974年(昭和49年)創刊の「東京かわら版」が1号の欠号もなく41年かかってこの6月号で500号を迎えました。「おめでとうございます」とお祝いし、なにより、敬意を表したいと思います。
1980年代には「東京かわら版」と私の共催で、しばしば落語会を開きました。
昭和の名人、古今亭志ん生や桂文楽の十八番の落語をあとに残された落語家たちがどのように継承してゆくのかをテーマに開いた落語会「志ん生プレイバック」「文楽プレイバック」は懐かしい思い出です。
金原亭馬生、古今亭志ん朝、立川談志などの各師匠が高座へ上がってくださいました。
いままた、日本橋室町の三井ホールで私がプロデュースしている「COREDO落語会」(次回は6月9日火曜日)は、毎回案内を載せてくださっています。
「東京かわら版」を見ると、驚くことに東京とその近郊で毎月600回ほどの落語会が開かれています。