新着記事

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

サラエヴォ市民の命をつないだ「希望のトンネル」|ボスニア・ヘルツェゴヴィナ民族紛争を振り返る

美味しいものを美味しく食べたい|味覚障害と唾液の深い関係(前編)

味覚障害はなぜおこる?|味覚障害と唾液の深い関係

【ビジネスの極意】できる人のフリをする迷惑な人たち

【ビジネスの極意】できる人のフリをする迷惑な人たち

クールビズでもノータイはちょっと…という人にリンクルカラーを推す理由

世界中からプレスやソムリエなどが集まり、現在のシャンパーニュの最新の流れや傾向を知るため試飲を繰り返す。

小さな農家の生産者が造るオリジナルのシャンパーニュ|シャンパンの新潮流を味わう(フランス・ランス)

姫路城

「日本の城」ランキング|名古屋城、松江城、犬山城が躍進!

中高年のセカンドライフに関する意識調査

【私の理想のセカンドライフ】女性は「時間を気にせずゆっくりすごしたい」

プロっぽい純銅製の玉子焼きで玉子焼き職人を目指すのだ!

『チャーリー・パーカー・オン・ダイアル完全盤』(ダイアル)

マイケル・ジャクソンも歌ったジャズ名曲「オール・ザ・シングス・ユー・アー」の秘密|【ジャズを聴く技術 〜ジャズ「プロ・リスナー」への道7】

『首都圏「道の駅」 ぶらり半日旅』

1000駅走破した達人が推奨する「道の駅めぐり」という愉しみ|『首都圏「道の駅」 ぶらり半日旅』

LINE公式アカウントでも記事を配信中

友だち追加

お気軽に友達追加してください

サライ本誌最新号

シニア住宅特集アンケート実施中です!

別冊付録「大人の逸品カタログ」商品はこちらから

ピックアップ記事

  1. オリックス・リビング社長、森川悦明氏。「グッドタイム リビング センター南」にて撮影。

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

催し物

神秘的かつ優美な中国磁器の真髄を見る《宋磁 神秘のやきもの》展

取材・文/池田充枝

悠久の歴史を有する中国陶磁のなかで、宋時代(960-1279)にはその美しさが頂点に達したとも評されます。

宋時代を代表する陶磁器である「宋磁(そうじ)」は、官窯、景徳鎮窯、定窯などにみられるように、白磁、青磁、黒釉磁などの単色の釉薬をまとった簡素で研ぎ澄まされた造形美が美しく、神秘的ともいえる格調の高い陶磁器です。

重要文化財「青磁袴腰香炉」〔中国 南宋時代 龍泉窯 出光美術館蔵〕

 

一方で磁州窯、吉州窯などの搔き落としや、五彩(宋赤絵)などの色彩に変化を凝らした絵付陶磁も生み出され、活気あふれるユーモラスな意匠も展開しています。

宋時代から長い年月を経た後世の人々もまた、宋磁に畏敬の念を抱き続け、日本でも古くから唐物として知られる作品があり、近代以降には鑑賞陶器としても愛でられてきました。

「青磁碗」〔中国 南宋時代 龍泉窯 出光美術館蔵〕※新収蔵品

そんな宋磁の多様な世界を一望できる展覧会宋磁 神秘のやきもの》が、東京の出光美術館で開かれています(~2018年6月10日まで)。

本展では、重要文化財、重要美術品を含む約110件を展観。宋時代前後のやきものの様相と合わせて紹介します。

重要文化財「青磁輪花鉢」〔中国 南宋時代 南宋官窯 東京国立博物館蔵〕展示期間:5月15日~6月10日 Image:TNM Image Archives

本展の見どころを、出光美術館の担当学芸員、徳留大輔さんにうかがいました。

「今回の展覧会は、当館における約40年ぶりの「宋磁」展です。拝借する作品をあわせ、重要文化財6件(うち絵画作品1件)、重要美術品2件を含む約110件を通して、中国陶磁の真髄である宋磁の世界へ皆様を誘います。

見どころは、それぞれの窯(系)の様式を比較しながらお楽しみいただけるコーナーです。官窯を頂点に、定窯、磁州窯、耀州窯などの各地の窯(系)で、独特の様式美が確立した宋磁の多様な世界をご覧いただきます。

重要文化財「白磁銹花牡丹唐草文瓶」〔中国 金時代 定窯 大阪市立東洋陶磁美術館蔵〕

ほかにも興味深いテーマをトピック展示として、いくつか紹介します。

たとえば、絵画に描かれた宋磁。宋磁は実物だけでなく、絵画の中にも描かれました。そこにはどのような宋磁が描かれ、なぜ描かれたのか? 思いを馳せていただければと思います。また宋磁と茶碗というテーマも設けています。類例が少なく珍しい釉調が魅力の、龍泉窯の砧青磁で天目形の茶碗や、吉州窯の玳玻天目(たいひてんもく)などを厳選して展示します。

いつの時代の人にとっても魅力的で、神秘的なものであり続ける宋磁。この機会に、ぜひ会場まで足をお運びいただければ幸いです」

神秘的かつ優美。中国陶磁の真髄ともいえる宋磁の名品を、じっくりご堪能ください。

【開催要項】
『宋磁 神秘のやきもの』
会期:2018年4月21日(土)~6月10日(日)会期中、一部展示替えあり
会場:出光美術館
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階(出光専用エレベーター9階)
電話:03・5777・8600(ハローダイヤル)
http://idemitsu-museum.or.jp/
開館時間:10時から17時まで、金曜日は19時まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(ただし4月30日は開館)

取材・文/池田充枝

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 死絵展・八代目市川団十郎安政元年(1854)頃① 有名人の訃報を知らせる錦絵|もっとも多く死絵の題材となったのは八…
  2. 唐獅子図屛風 狩野永徳筆 六曲一双のうち右隻 安土桃山時代・16世紀 宮内庁三の丸尚蔵館蔵 「紡ぐプロジェクト」が発信する日本美術の至宝展【美を紡ぐ 日本美…
  3. 国宝 《一遍聖絵》(巻2、部分) 円伊筆、鎌倉時代、神奈川・清浄光寺(遊行寺)蔵、通期(巻替あり)*この場面は前期(4/13~5/12)展示 国宝『一遍聖絵』が全巻一挙公開! 時宗を総合的に紹介する京都初の…
  4. グスタフ・クリムト《ユディトⅠ》1901年  ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館  (C)Belvedere,Vienna,Photo:Jonannes Stoll 東京で約30年ぶりに開催! 過去最多のクリムト作品が一堂に会す展…
  5. 小淵沢町(現・北杜市)、山梨県 (C) Mitsuaki Iwago にゃんともカワイイ!! にゃんだか癒される!! 猫の写真がいっぱ…
PAGE TOP