【ひと皿の歳時記~第114回】
東京・南青山『ローブリュー』の温製ポワローのヴィネグレットソース
フランスとスペイン両国にまたがるピレネー山脈西端麓に位置するバスク地方。このバスク伝統の料理を売り物にする東京・南青山のお店が『ローブリュー』です。
出かけるたびに注文する定番メニューは「マッシュルームのサラダ」か「温製ポワローのヴィネグレットソース」に「魚のスープ」。それに主菜は「豚肉のグリエ(炭火焼き)」です。
真冬ならば、前菜は迷わず「温製ポワローのヴィネグレットソース」を頼みます。ポロ葱は冬が旬で、柔らかな味わいに甘みが増して、葱特有の美味しさを満喫できます。酸味の強いヴィネグレットソースがアクセントをつけて、シンプルですが冬ならではの野菜のご馳走です。
魚のスープも雑魚の骨まで出汁になった、バスク地方のみならずフランスの港町でも味わえるご馳走ですね。
そして、バスク料理といえば「豚」が有名。もちろん、『ローブリュー』は豚肉料理が充実しています。今回は、いつものグリエではなく、フォアグラとセップ茸を合わせたパイ包み焼きをいただきました。豚足のパン粉焼きもお薦めです。
店舗情報
店名 | ローブリュー |
---|---|
住所 | 東京都港区南青山6-8-18 |
TEL | 03-3498-1314 |
営業時間 | 18:00 ~ 21:30(L.O.) |
定休日 | 毎週日曜日 8月中旬および年末年始 |
URL | http://lauburu.jp/ |