『サライ』10月号を発売しました。今号は本誌恒例の「秋の京都」の大特集に「日本ワイン」の特集を加えて、深まる秋を楽しむ一冊となっております。(※上の表紙画像をクリックすると試し読みできます)
さらに魅惑の商品いっぱいの読んで楽しい通販別冊「大人の逸品」とともに、サライ特製「ワインキーパー」の特別付録もついた特大号です。
それでは今号の読みどころをご案内いたします。
【第1特集】保存版!みやこ人だけが知る見どころを総力取材
若冲と紅葉の京都へ
何度でも足を運びたくなる日本一の観光地・京都。千年の都が旅人を魅了する理由は数多ありますが、まだまだ知られざる見どころはあります。視点を変えて、いつもと違う秋の京都を歩いてみましょう。新たな楽しみ方がみつかると、きっと来年もこの地を訪れたくなるはずです。
今特集では「若冲と紅葉の京都へ」と題し、サライ流の京都の楽しみ方を紹介します。
第1部は「若冲は京都でこそ観るべし」として、生誕300年を迎えた、京都生まれの天才絵師・伊藤若冲をテーマに、注目の展覧会とゆかりの地をご案内します。
18世紀の京都が生んだ天才絵師が伊藤若冲です。今や日本美術の世界で最も人気の高い絵師となった若冲ですが、その画技は京都という土地に生まれたからこそ為し得たものだったことをご存じでしょうか。
そんな若冲作品の源泉について美術史家の狩野博幸さんに解説をいただくとともに、卓越したテクニックによって表現された着色画や水墨画の数々、さらには今秋開催予定の展覧会、縁の古寺をご紹介します。
第2部のテーマは「洛外」。京都の中心部「洛中」の周辺に広がる「洛外」(嵯峨、宇治、伏見、北山)の隠れた名所をご紹介します。
今回「洛外」の名所を紹介いただくのは、洒脱な文章と斬新な視点で、京都の習慣と文化を紹介し、ベストセラーとなった「京都ぎらい」(朝日新書)の著者で国際日本文化研究センター教授の井上章一さん。
静寂な古寺で紅葉が見られる嵯峨、禅の名刹もあるお茶で有名な宇治、日本酒の蔵が建ち並ぶ伏見、北山杉が芸術的警官を生み出す北山。賑わう中心部とは違い、いわば京都の“はずれ”で現地までは少々時間はかかりますが、静かで自然豊かな環境の中、ゆったりと京都を体感できます。
今年の秋、京都へ行くなら、ぜひ洛外へも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
さらに第3部ではみやこ人が通いつめる「本当は教えたくない『ふだん遣いの美味処10』」、第4部では奥深い「京の珈琲文化」と薫り高い名喫茶店を紹介し、合わせて京都の新たな魅力に存分にふれていただける特集となっております。ぜひご一読ください。
【第2特集】列島の多様な風土が育んだ、極上の一本
「日本ワイン」に乾杯
「日本ワイン」の飲み時が到来しました
「日本ワイン」とは、国産のブドウを用い、国内で醸造されるワイン。2018年秋からラベル表示が義務化されます。先日の伊勢志摩サミットでも、12種類の日本ワインが提供されるなど、世界的にも注目を集めています。
なにしろ、日本の土壌で育ったブドウを、日本の造り手が丹精するので、その味も実に日本的。たおやかで、繊細で、出汁の利いた椀や刺身にあわせて本領を発揮します。
本特集では、日本ワインを代表する5人の作り手に密着するとともに、今飲むべき日本ワインを30本厳選しました。極上の酒が生み出される各地の風土に思いを馳せ、豊かなる山海の美味との相性を楽しんでください。
【特別付録】飲みかけワインの劣化を防ぐ!
サライ特製「ワインキーパー」
開栓したけれど呑みきれなかったワインを、ボトルごと保存する場合も多いでしょう。でもそのまま栓をしただけでは、ボトル内の空気に触れて酸化し、風味の劣化を招いてしまいます。
サライ10月号付録のこのワインキーパーはポンプになっていて、上部をつまんで上下に動かしてポンピングしていくと、ボトル内の空気を抜いて減圧状態にすることができる。そうすることで、酸化を極力防ぎ、ワインの風味を保ったまま保存できるのです。
空気を抜いた状態で、3日間は減圧効果が持続。またワインだけでなく、日本酒にも効果的です。通常の一升瓶、四合瓶、どちらにも使えるのもうれしい。
落語家・柳家わさびさんとサライ編集長(本人)のかけあいによる紹介動画もご覧ください。
動画: https://www.youtube.com/watch?v=gHx-z-U9_WI
いかがでしょうか?「秋の京都」の知られざる魅力に迫る大特集に、世界中から熱い視線を浴びている「日本ワイン」の特集を加えた『サライ』10月号、ぜひ書店等で手にとってご覧ください!
【訂正】本誌10月号75ページに記載のシャープ「ロボホン」サポートセンターの電話番号が誤っておりました。正しくは 050-5577-7649です。お詫びして訂正いたします。