『サライ』4月号を発売しました。
今号は、美味・美酒・絶景を愛でる「一期一会の桜旅」の大特集に、今年開催される「必見の美術展20」の特集をあわせ、さらに特別付録として、サライオリジナルの「お散歩ショルダーバッグ」をもれなく付けてお届けします。
それでは今号の読みどころを紹介してまいりましょう。
【大特集】
今年の花には、今年しか出会えない
一期一会の桜旅
春ごとに 花のさかりは ありなめど あひ見むことは 命なりけり――読人しらず(『古今和歌集』)
いよいよまた、桜の季節が巡ってきました。春ごとに美しい桜に出会えるのも、命あってのこと。花のはかない命もまた、私たちの命を感じていることでしょう。花を見て心浮き立つとき、人も花も、ともに「今、生きている!」という、大いなる喜びの中にいるのではないでしょうか。
サライ恒例の春の桜特集をお届けします。まず第1部では、東京大学名誉教授・久保田淳さんの解説で、「和歌に学ぶ『桜』の味わい方」をご案内します。桜を愛でる日本人独特の感性は「うたう心」が育んだと久保田先生は語ります。西行、新古今和歌集、そして近世・近代までの「うた」を通して、花の見方を学びます。
そして第2部は、日本人と桜の関わりの原点、全国の「里山の一本桜」への旅案内です。高知県仁淀川町の「ひょうたん桜」、熊本県小国町の「前原の一本桜」など、各地の田んぼ、神社、牧場、木造校舎に知られざる桜の名木を訪ねます。美しい桜風景を誌上でじっくりとご堪能ください。
第3部では、弘前、角館、小田原など、日本全国8か所の「桜名所」を取材。あわせて和菓子、麺、美酒、寿司という4ジャンルの「桜名所の旨いもの」をご紹介します。やっぱり、団子がなけりゃ、花見になりませんからネ!
本特集を参考に、ぜひ春の桜旅へと出掛けてください。
【第2特集】
和洋の名画が次々公開!2018春~秋
「必見」美術展
第2特集では、2018年に開催される「見逃せない美術展」を20、編集部で厳選してご紹介しています。
本年の展覧会は、西洋絵画でも日本の古美術でも、さらには近代絵画のジャンルでも、名だたる傑作・名画が目白押しです。
本特集では、まずは今年の展覧会で出会える「傑作絵画」をピックアップして、それぞれの見方を紹介します。フェルメール、田中一村、藤田嗣治などの8作品について、各名画の見所を中心に作品解説しています。出かける前に知っておけば、話題の展覧会がより深く楽しめます。
後半では「見逃せない美術展20」として、注目の展覧会情報を一気にご紹介しています。見逃さないよう、ぜひチェックしてください。
【特別付録】
街歩き、旅行、花見でも大活躍!
お散歩ショルダーバッグ
サライ4月号には、春の散歩に便利な「サライ」
縦25cm×横30cmという適度なサイズ感。
ちょっとした散歩、お花見、旅行、ハイキングに、
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日本人の情趣をかきたてる「桜」の大特集に、見逃したくない「必見美術展」の特集をあわせた『サライ』4月号。ぜひ書店等で手にとってご覧ください!
文/編集部