「大和は国のまほろば」――。『古事記』に記された言葉が今も息づく地、奈良。1300年の古都は、訪れるたびに新発見がある不思議な土地です。京に都がうつってからも「南都」(なんと)として悠々たる文化を育み、世界遺産の寺社や自然が点在しています。
『サライ』11月号では、「未体験の奈良へ」と題し、錦繍の大和路の旅を大特集しています。 まずは、「心の拠り所となる仏像」と題して、辻惟雄さん、黒田杏子さん、千住明さんほか、奈良に魅せられた7人に、心の拠り所とする一軀の仏像との邂逅と見どころを語っていただきました。
続いて、「悠久の時を刻んできた古道」と題した企画では、山辺(やまのべ)、葛城(かつらぎ)、柳生(やぎゅう)、室生(むろう)と呼ばれる4つの古道を歩きます。大和の歴史と文化を育み、男女が恋を語らってきた古(いにしえ)の道を逍遥することで、はるか古代の人々の息遣いが聞こえてきます
また、蹴鞠や僧修行などの歴史と文化を体験できるメニューや、倭鴨(やまとがも)や大和牛、伝統野菜など、奈良の特産品を使った絶品の料理が味わえる市内の8店も紹介。巻末に詳細地図を用意しましたので、奈良散策にご活用ください。
第2特集は、名曲中の名曲であるベートーヴェンの交響曲第5番「運命」に焦点を当てた、「『運命』から始めるクラシック音楽入門」です。
愛好家ならずとも、「運命」冒頭の「ダダダダーン」という旋律を耳にしたことがあるでしょう。今回は、この名演を収録したオリジナルCD(56分)を付録に用意し、特集記事では「運命」の聴きどころを分・秒単位で丁寧に解説しています。CDを聴きながら記事を読むことで、「運命」の魅力や曲に込められたベートーヴェンの想いをきっと感じられることでしょう。
さらに、「運命」の次に聴きたい6つの交響曲や、記事で紹介した交響曲が実際に聴ける、この秋から冬に開催されるコンサート情報も案内しています。この機会にクラシック音楽の奥深い世界にぜひ触れてみてください。
「奈良」「クラシック音楽入門」を特集し、特別付録「運命」名演集CDが付いた『サライ』11月号。書店などで手にとってお確かめください。
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