■Macintosh
アナログ全盛時代にはスピーカーはJBL、アルティック、タンノイ。アンプはマランツ、マッキントッシュだった。特にマッキンはフロントパネルがガラスで、ブルーにライトアップされたメーターとグリーンのロゴが、部屋の照明を落とすと浮かび上がり豪華な雰囲気を醸し出していた。マッキントッシュを扱うエレクトリブースには、MAGICO、PASS、ATC、EMT、UNISON RESEARCHなどの有名ブランドが勢揃いしていた。中でも一番面積が広かったのがマッキントッシュの展示スペースで、常に活気を帯びていた。
参考出品されていたプリアンプ『C52』と『C47』。現行モデルは『C48』なので、その上下を固めるラインアップだ。『C48』は32bitDAC内蔵、さらにフォノイコライザーを搭載した多機能プリアンプである。
デジタルプリアンプ『D150』45万円(税別)。下にあるSACD/CDトランスポート『MCT450』65万円(税別)とペアを組み、PCM、DSD、DXDフォーマットのハイレゾに対応、バランス出力に対応したDAC内蔵プリアンプである。DACチップにはES9016Sを4個使い、バランス駆動させている。
レアな参考出品のEMT『JPA66 MarkII』価格未定。EMT75周年を記念して作られた真空管式フォノイコライザー搭載プリアンプ。レコードレーベルに合わせて最適なRIAAカーブが設定できるというマニアックな機能付き。