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趣味・教養

【いま評判の「いい車」に試乗してみた】マツダ CX-30/アウディ A1 スポーツバック

2020年、世界最高水準の安全・安心・楽しい機能を誇る車たち。
その中から、いま評判の「いい車」に試乗してみた。
今回は、マツダ CX-30とアウディ A1 スポーツバックの2台を紹介する。

狭い道のすれ違いでも安心な360度の俯瞰モニター搭載SUV

マツダ/CX-30

ボディサイドに映り込む景色にまで気を配ったというマツダ渾身のニューモデル。魅力はデザインだけにとどまらず、手頃なボディサイズや先進の安全装備など、多岐にわたる。 原動機 ディーゼルターボエンジン 全長×全幅×全高 4395×1795×1540mm ホイールベース 2655mm 車両重量 1530kg エンジン排気量 1756cc 乗車定員 5名 最高出力 116PS 最大トルク 27.5kg-m 燃料消費率 19.2㎞/L(WLTC モード) 燃料 軽油・51ℓ 車両価格 306万9000円(税込み・XD・L Package) 問 マツダ 0120・386・919

ボディサイドに映り込む景色にまで気を配ったというマツダ渾身のニューモデル。魅力はデザインだけにとどまらず、手頃なボディサイズや先進の安全装備など、多岐にわたる。
原動機 ディーゼルターボエンジン 全長×全幅×全高 4395×1795×1540mm ホイールベース 2655mm 車両重量 1530kg エンジン排気量 1756cc 乗車定員 5名 最高出力 116PS 最大トルク 27.5kg-m 燃料消費率 19.2㎞/L(WLTC モード) 燃料 軽油・51ℓ 車両価格 306万9000円(税込み・XD・L Package) 問 マツダ 0120・386・919

 
【歴史】ベリーサ 2004~2016年
シンプルで上品なデザインと、機能的な空間設計は、後のCX-30 に通じる。

シンプルで上品なデザインと、機能的な空間設計は、後のCX-30 に通じる。

ボディの側面に映り込む景色がS字にゆがんで見える。この映り込みが車を流麗に見せる。これも設計者の狙いである。そして、マツダが長年磨き上げてきたディーゼル特有の滑らかに加速する力強い走りや、SUVならではの高さのある荷室も魅力である。だが、それ以上に世界的に評価が高いのが、高度な予防安全機能だ。その証拠に、欧州の自動車アセスメント「Euro NCAP」(ユーロ エヌキャップ)では、2019年に最高位の評価(5つ星)を得ている。

たとえば、バックで駐車スペースから出るときに試してみると、左右から近づいてくる車両を、すぐに検知してアラーム音で教えてくれる。そのため、ヒヤッとすることはかなり減る。この「後側方接近車両検知」という機能は、高速道路のサービスエリアやショッピングセンターなど、混み合う駐車場で心強い装置だ。

さらに、車両周辺の見えにくい死角エリアの確認を助ける「360度ビュー・モニター」はバックで駐車するときだけでなく、前進時にも俯瞰画像で車の周辺を確認できる。見通しのよくない脇道から大通りに出るときや、狭い道でのすれ違い時にとても心強い。

「後側方接近車両検知」機能。後方は広範囲に映る。俯瞰目線の映像とあわせて、出庫 時にしっかりと安全を確認できる。

「後側方接近車両検知」機能。後方は広範囲に映る。俯瞰目線の映像とあわせて、出庫時にしっかりと安全を確認できる。

座席の出来はとても良い。体をしっかりとサポートして、運転中に姿勢も乱れにくい。長距離運転した後でも疲労が少ないと感じた。

座席の出来はとても良い。体をしっかりとサポートして、運転中に姿勢も乱れにくい。長距離運転した後でも疲労が少ないと感じた。

荷室の左右は100cm。奥行きは81cmで、後席を倒すと最長163cmの長尺物を収納できる。床からトノカバー(覆い)までの高さは51cm。

荷室の左右は100cm。奥行きは81cmで、後席を倒すと最長163cmの長尺物を収納できる。床からトノカバー(覆い)までの高さは51cm。

ディーゼルエンジンらしく、低速時から力強さがあり、加速も滑らかで乗りやすい。ただし加速時にややエンジン音が大きい感も。

ディーゼルエンジンらしく、低速時から力強さがあり、加速も滑らかで乗りやすい。ただし加速時にややエンジン音が大きい感も。

 

* * *

 

街も山道もきびきび走る 小粒だがぴりりと辛い欧州車

アウディ/A1 スポーツバック

ドイツの高級車ブランド、アウディの最小型車。小さな車体に、パワーと燃費のバランスがいいエンジンを搭載。鮮やかなイエローなど、ボディカラーは10色から選べる。 原動機 ガソリンターボエンジン 全長×全幅×全高 4715×1825×1450㎜  ホイールベース 2850mm 車両重量 1680kg エンジン排気量 1497cc 乗車定員 5名 最高出力 150PS 最大トルク 25.5kg-m 燃料消費率 15.6km/L(WLTC モード) 燃料 軽油・40L車両価格 365万円(税込み・35・TFSI・advanced) 問い合わせ アウディ 0120・598・106

ドイツの高級車ブランド、アウディの最小型車。小さな車体に、パワーと燃費のバランスがいいエンジンを搭載。鮮やかなイエローなど、ボディカラーは10色から選べる。
原動機 ガソリンターボエンジン 全長×全幅×全高 4715×1825×1450㎜ 
ホイールベース 2850mm 車両重量 1680kg エンジン排気量 1497cc 乗車定員 5名 最高出力 150PS 最大トルク 25.5kg-m 燃料消費率 15.6km/L(WLTC モード) 燃料 ガソリン・40L車両価格 365万円(税込み・35・TFSI・advanced) 問い合わせ アウディ 0120・598・106

 
【歴史】アウディ/50 1974~1978年
フォルクスワーゲン/ポロのアウディ版。作りの良さと簡素なデザインで人気を博した A1の元祖だ。

フォルクスワーゲン/ポロのアウディ版。作りの良さと簡素なデザインで人気を博したA1の元祖だ。

昨年秋から日本への導入が始まったA1の最新型は見た目は上品な佇まいだが、欧州が鍛えた小さな万能選手だ。

乗り込んでみると、まず視野が広く感じられる。車両の周囲がしっかりと見渡せ、市街地での使い勝手は抜群にいい。

高速道路を走れば、アウディの上位モデルにも匹敵するゆったりとした高速走行を味わえる。クルーズコントロール(車速・車間維持装置)を作動させれば、楽に長距離を移動できる。しばらく高速走行をしていると、4気筒エンジンのうち、ときどき2気筒が休止することに気づく。この「気筒休止システム」により、燃費を節約して長距離を走ることができる。

このA1は“スポーツバック”という副名称のとおり、堅牢な車台とボディに、欧州の山道や高速道路走行をものともしない上質なサスペンションを装備している。その本領が発揮されるのは、郊外の山道で、うねうねしたワインディングロードを走るときだ。最小限のブレーキのみを利かせれば、速度をある程度保ったままカーブをひらりひらりと駆け抜けていくことができる。これが、なんとも気持ちいいのである。

ダッシュボードはわずかに運転席側を向き、操作性の向上にも寄与している。運転席の計器盤にナビ画面を表示することもできる。

ダッシュボードはわずかに運転席側を向き、操作性の向上にも寄与している。運転席の計器盤にナビ画面を表示することもできる。

アウディの駐車支援システムは、音と視覚で警告しながら、モニターにガイドラインで 駐車位置を示し、とてもわかりやすい。

アウディの駐車支援システムは、音と視覚で警告しながら、モニターにガイドラインで駐車位置を示し、とてもわかりやすい。

荷室の左右は100cm。奥行きは70cmで、後席を倒すと最長130cmに。床から天井までの 高さは80cm。小型車のわりに荷室は広い。

荷室の左右は100cm。奥行きは70cmで、後席を倒すと最長130cmに。床から天井までの高さは80cm。小型車のわりに荷室は広い。

燃料消費量とCO2の排出量を低減する「気筒休止システム」を搭載。2気筒走行時にもアクセルを踏めばしっかり加速する。

燃料消費量とCO2の排出量を低減する「気筒休止システム」を搭載。2気筒走行時にもアクセルを踏めばしっかり加速する。

※この記事は『サライ』本誌2020年3月号より転載しました。(取材・文/櫻井 香、佐藤篤司、石川真禧照 撮影/尾形和美、小池義弘、篠原晃一、萩原文博、佐藤靖彦)

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