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【いま評判の「いい車」に試乗してみた】スバル XV/ボルボ XC 40

2020年、世界最高水準の安全・安心・楽しい機能を誇る車たち。
その中から、いま評判の「いい車」に試乗してみた。
今回は、スバル XVとボルボ XC 40の2台を紹介する。

4輪駆動と自動ブレーキの先駆。雪でも雨でも安心感がきわだつSUV

スバル/XV

昨年10月にマイナーチェンジを行ない、「アイサイトツーリングアシスト」を全車標準装備に。4WD性能も向上した。SUVの資質を持つ小型ハッチバック。 原動機 ハイブリッド  全長×全幅×全高 4465×1800×1550mm ホイールベース 2670mm 車両重量 1530kg エンジン排気量 1995cc 乗車定員 5名 最高出力 145PS+13.6PS(モーター) 最大トルク 19.2kg-m+6.6kg-m(モーター) 燃料消費率 15.0km/L(WLTCモード) 燃料 ガソリン・48L 車両価格 265万1000円(税込み・2.0e-L EyeSight) 問い合わせ: スバル 0120・052215

昨年10月にマイナーチェンジを行ない、「アイサイトツーリングアシスト」を全車標準装備に。4WD性能も向上した。SUVの資質を持つ小型ハッチバック。
原動機 ハイブリッド 全長×全幅×全高 4465×1800×1550mm ホイールベース 2670mm 車両重量 1530kg エンジン排気量 1995cc 乗車定員 5名 最高出力 145PS+13.6PS(モーター) 最大トルク 19.2kg-m+6.6kg-m(モーター) 燃料消費率 15.0km/L(WLTCモード) 燃料 ガソリン・48L 車両価格 265万1000円(税込み・2.0e-L EyeSight) 問い合わせ: スバル 0120・052215

 
【歴史】インプレッサ・グラベルEX 1995〜2000年
初代インプレッサをRV的にアレンジしたのがこの車。のちのXVやフォレスターのルーツだ。

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日本のメーカーでもっとも早く高性能カメラを用いた“自動ブレーキ”のシステムを搭載し、多くの運転支援装置の普及に取り組んできたスバル。その世界トップクラスの運転支援システムが、昨年秋からXV全車に標準装備された。

スバルが誇るもうひとつの技術、4WDの統合制御システム「XMODE」にも、新機能が加わった。雪道や砂利道などの滑りやすい路面のほかに、深雪やぬかるみといった、タイヤが埋まってしまうような状況を克服する走行モードが選べるようになった。冬場に雪道を走ることの多い運転者には心強いし、最近は都市部でも突然の豪雪に見舞われることが多い。備えあれば憂いなしである。

常時4つの車輪に駆動力を配分するスバルの4WDシステムは、雪の日だけでなく、日々の安全運転を支援する。雨の日や強風時に、細かな横滑りを防ぎ、運転者の疲れを減らしてくれるのだ。

XVは2017年に欧州の自動車アセスメント「Euro NCAP」で、最高位の評価(5つ星)を獲得した。雨の日にXVで高速道路を走ってみると、世界が認めた抜群の安心感を実感できる。

ピラー(柱)形状の最適化、ドアミラー位置の工夫などにより、死角を極力減らしている。乗ると視界の良さを実感できる。

ピラー(柱)形状の最適化、ドアミラー位置の工夫などにより、死角を極力減らしている。乗ると視界の良さを実感できる。

自動ブレーキの先駆「アイサイト」。ステレオカメラで得た情報をもとに事故を回避する方法を瞬時に計算し、ブレーキなどを制御。

自動ブレーキの先駆「アイサイト」。ステレオカメラで得た情報をもとに事故を回避する方法を瞬時に計算し、ブレーキなどを制御。

荷室の左右は108~135cm。奥行きは80cmで、後席を倒すと最長139cmに。床から天井までは72cm。ワゴン感覚で便利に使える。

荷室の左右は108~135cm。奥行きは80cmで、後席を倒すと最長139cmに。床から天井までは72cm。ワゴン感覚で便利に使える。

「e-BOXER」と呼ばれる水平対向エンジン+モーターのハイブリッドシステム。モーターが発進時の加速を助け、省燃費にも貢献。

「e-BOXER」と呼ばれる水平対向エンジン+モーターのハイブリッドシステム。モーターが発進時の加速を助け、省燃費にも貢献。

 

* * *

 

日本で初めて完全停止自動ブレーキ車を発売した安全車の雄

ボルボ/XC 40

ボルボのもっともコンパクトなSUVだが、搭載された豊富な安全装備は上級モデル並み。走りはきびきびと軽快で、北欧発の現代的な内外装デザインが心地いい。 原動機 ガソリンターボエンジン 全長×全幅×全高 4425×1875×1660mm ホイールベース 2700mm 車両重量 1670kg エンジン排気量 1968cc 乗車定員 5名 最高出力 190PS 最大トルク 30.6kg-m 燃料消費率 13.2㎞/L(JC08モード) 燃料 ガソリン・58L 車両価格 477万6852円(税込み・T4AWD Momentum) 問い合わせ:ボルボ 0120・922・662

ボルボのもっともコンパクトなSUVだが、搭載された豊富な安全装備は上級モデル並み。走りはきびきびと軽快で、北欧発の現代的な内外装デザインが心地いい。
原動機 ガソリンターボエンジン 全長×全幅×全高 4425×1875×1660mm ホイールベース 2700mm 車両重量 1670kg エンジン排気量 1968cc 乗車定員 5名 最高出力 190PS 最大トルク 30.6kg-m 燃料消費率 13.2㎞/L(JC08モード) 燃料 ガソリン・58L 車両価格 477万6852円(税込み・T4AWD Momentum) 問い合わせ:ボルボ 0120・922・662

 
【歴史】デュエット 1953~1960年
PV445という車をベースに製作された、多目的モデル。現在のボルボ製ワゴンやSUVにつながる名車。

PV445という車をベースに製作された、多目的モデル。現在のボルボ製ワゴンやSUVにつながる名車。

今では当たり前のように装備されている3点式シートベルト。1959年にこれを発明したのは、ボルボである。「安全は独占するものではない」と、その特許を無償で公開し、現在のような普及をみている。これは一例に過ぎないが、“誰にでも安全は平等である”というボルボの姿勢は、今も健在。ボルボの中では価格が安いXC40にさえ、じつに16種類以上の安全装備が標準装備されているのだ。

レーダーとカメラで検知するXC40の自動ブレーキは、車はもちろん歩行者と自転車、さらにはヘラジカやトナカイ、馬などの動物にも対応(いかにも北欧らしい)。夜間検知も可能な高性能タイプだ。

ときに、対向車がセンターラインを越えて自車の車線に入ってくることがある。その際にも、対向車の接近を検知し、衝突を回避できない場合は、被害を抑えるために自動ブレーキが作動する。

日本で初めて完全に止まる自動ブレーキ車を販売したボルボ(それまでの自動ブレーキは減速しても完全には停まらなかった)。その安心装備と軽快なフットワークを備えたXC40は、今回の長距離試乗中、何度も小さな運転ミスを注意喚起してくれた。

ドライバーに代わり、ステアリング操作を自動で行ない、駐車を支援する「パーク・アシ スト・パイロット」。縦列、並列どちらも対応。

ドライバーに代わり、ステアリング操作を自動で行ない、駐車を支援する「パーク・アシスト・パイロット」。縦列、並列どちらも対応。

ゆったりとしたサイズの座席は、洒落た生地感のオフホワイトと薄いグレーのツートー ン。落ち着いた室内の色調とよく合う。

ゆったりとしたサイズの座席は、洒落た生地感のオフホワイトと薄いグレーのツートーン。落ち着いた室内の色調とよく合う。

荷室の左右幅は100~120cm。奥行きは92cmで、後席を倒すと最長154cmのフラットな荷室が出現。荷室高は72cm。

荷室の左右幅は100~120cm。奥行きは92cmで、後席を倒すと最長154cmのフラットな荷室が出現。荷室高は72cm。

最高出力190PSのガソリンターボエンジン。車両重量が重いためかスペックほどパワフルさは感じないが、必要充分。

最高出力190PSのガソリンターボエンジン。車両重量が重いためかスペックほどパワフルさは感じないが、必要充分。

※この記事は『サライ』本誌2020年3月号より転載しました。(取材・文/櫻井 香、佐藤篤司、石川真禧照 撮影/尾形和美、小池義弘、篠原晃一、萩原文博、佐藤靖彦)

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