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もしガウディが「建築家こだわりの宿」を建てたら【イシグロ妄想研究所 vol.5】

構想・文・イラスト/石黒謙吾(分類王)

安藤忠雄による「ウェスティンホテル淡路」、隈研吾による「ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ」など、有名建築家が手がけた「こだわりの宿」が注目を集めています。

これから始まる夏休みの計画に、そんなラグジュアリーなホテルを取り入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。名だたる巨匠の息吹が吹き込また空間では、ほかではない経験をすることができるでしょう。

さて、有名建築家と呼ばれる方を、時代さまざま思いつくまま列挙してみましょう。まず外国人では……。

ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、アルネ・ヤコブセン、イサム・ノグチ、チャールズ・イームズ、ミース・ファン・デル・ローエ、アルヴァ・アアルト、レンゾ・ピアノ、ザハ・ハディッド、ピーター・マリノ、ルイス・I・カーン、オスカー・ニーマイヤー、ノーマン・フォスター、リチャード・ロジャース、レム・コールハース……。

きりがないので日本人に目を移して……。

安藤忠雄、伊東豊雄、丹下健三、磯崎新、隈研吾、藤森照信、坂 茂、SANAA、槇文彦、原広司、藤本壮介、石上純也……。

とここまで挙げてきて、大きな存在が1つ足りないことに気付きました。それこそが……この人です!

アントニ・ガウディ

(松岡正剛さんではありません)

今回のイシグロ妄研では、1926年にこの世を去ったアントニ・ガウディが「こだわりの宿」を建てたらどうなるかを検証します。

さすが、歴史に残る世界のガウディの希有なアプローチ、まず、宿泊客のイメージを限りなく絞り込んでいます。

それが、この人です。

桜田淳子さん

(森口博子さんではありません)

聡明かつ昭和世代な「サライjp」読者ならもう、♪クッククック~クッククック~とばかりにおわかりでしょう。

なんとガウディは、「この人とその家族専用」のホテルを、スペインはバルセロナに建てたのです。

それが、これです!

サグラダファミリア

高さ172.5m。天高くそびえるその壮大なスケールの外観は、まるで「天使も夢みる」ようだと形容され、また、流麗なフォルムから「気まぐれヴィーナス」が現れそうだと讃えられました。

着工は1882年3月19日。竣工予定は、2026年。なんと144年がかりで、ある人とその家族を泊めるためだけに巨大な「こだわりの宿」を建てるという一大建築プロジェクト。これは世界でも「はじめての出来事」です。

このスケール感は若いうちに体感しておくことをオススメします。「20才になれば」などと言ってないで、できれば「十七の夏」がベストです。

こぼれ話としては、建築期間があまりに長いことから建設そのものが人々に忘れ去られそうになり、そのたびに「ねえ!気がついてよ」と訴えるキャンペーンを行っています。

また、工事は高所に及ぶことで熱中症の危険が伴うため、工事作業員には「夏にご用心」と注意を喚起しています。

ちなみにこのホテル、内装が統一された教会で“結婚式”も行えます。

ホテルと空港との送迎も完璧なサービス体制が。車はもちろん専用車で、日本車が導入されています。

マツダ・ファミリア

また、小さいお子様連れのお客様にはベビー服も用意されています。

子供服のファミリア

また、本館に飽きたら、別館でくつろぐことも可能。

桜田門

皇居の横に位置します。バルセロナからほんのわずか離れた別館の所在地は東京都千代田区霞が関2丁目1番1号。

ここのウリは、世界最高峰のセキュリティ! 24時間膨大な数の警察官で固められた保安体制。たまに、カツ丼出されてライトを顔に当てられて取り調べられたりしてリラックスできないかもしれませんが、慣れれば、極上のアメニティ。こんな安全なホテルは他にありません!

*  *  *

以上、イシグロ妄想研究所による「建築家のこだわりの宿」についての最新妄想情報をお届けしました。

さああなたなら、どんな宿を妄想しますか?

妄想はすなわち頭脳の体操。みなさんも考えてみてくださいね。ではまた!

構想・文・イラスト/石黒謙吾(分類王)
映画化された『盲導犬クイールの一生』はじめ、『2択思考』『図解でユカイ』『エア新書』『ダジャレ ヌーヴォー』など著書多数。プロデュース・編集した書籍も、『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(神田桂一、菊池良)など幅広いジャンルで250冊超。

※発売中の『サライ』7月号の特集は、
「建築家の宿」です。
本誌の特集はいたって真面目です。。
↓↓↓
https://serai.jp/news/313648

 

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