構想・文・イラスト/石黒謙吾(分類王)
「カレーはどうもニガテで食べられない……」という人はいないのでは? ラーメンと並んで、戦後、日本の国民食というイメージも確立されたカレー。筆者は過去、『ニッポンカレー大全』(小学館)という本をプロデュース・編集したこともあり、ご多分に漏れずカレー好き。
そして、どんなカレー好きでも思いつかなかったであろう新たなカレーの使い途をいくつも考案してきたのです!
今回は、極秘裏に「食べる以外のカレーの用途開発」活動を展開してきた当研究所より、研究成果の一部をご報告します。ただし、いずれもカレー好きにとっては「カレーのことがイヤになっちゃう」かもしれない用途となっていますので、くれぐれも注意してご覧ください。
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【カレーの新用途その1】
ハミガキに!
笑顔さわやか真っ黄色な歯に。
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【カレーの新用途その2】
靴クリームに!
これで靴下の匂いも気になりません。
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【カレーの新用途その3】
接着剤として!
強粘着を求めるなら、納豆カレー、オクラカレーが最適です。
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【カレーの新用途その4】
朱肉に!
じゃがいもをつぶすと印面の凹凸を塞いでしまうので注意。
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【カレーの新用途その5】
バリウムに!
カレーを食べた前後だと区別がつかなくなります。
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【カレーの新用途その6】
パックにも!
コラーゲン不足はポークカレーで補いましょう。
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【カレーの新用途その7】
土壁として!
いつも心地良い香りに包まれる空間が生まれます。
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【カレーの新用途その8】
セメントに!
もっぱらボルダリング競技の壁面材に使います。
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【カレーの新用途その9】
干潟に!
獲れたムツゴロウにはカレーの下味が付いています。
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【カレーの新用途その10】
マグマにも!
実はインド亜大陸を形成しているのはこれです。
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以上、カレー好きのイシグロ妄想研究所が情熱を傾けて研究考案してきた「カレーの新しい利用法」についてご紹介しました。
さあ、あなたならどんなカレーの使い途を妄想しますか? 妄想とはすなわち頭脳の体操。みなさんも考えてみてくださいね。ではまた!
構想・文・イラスト/石黒謙吾(分類王)
映画化された『盲導犬クイールの一生』はじめ、『2択思考』『図解でユカイ』『エア新書』『ダジャレ ヌーヴォー』など著書多数。プロデュース・編集した書籍も、『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(神田桂一、菊池良)など幅広いジャンルで250冊超。
画像加工/澤田洋佑
※発売中の『サライ』6月号の第2特集は、
名店のレシピを大公開「家カレーを究める」です。
本誌の特集はいたって真面目です。
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https://serai.jp/news/313648