新着記事

ヘルニア・狭窄症 ストレッチで改善する座った時の痛みやしびれ ヘルニア・狭窄症|ストレッチで改善する座っている時の痛みやしびれ【川口陽海の腰痛改善教室 第8回】 はきやすく便利!大人気「らくあきパンツ」にコーデュロイ版登場 昭和歌謡は終わらない 個性豊かな楽曲であふれていたあの時代|『昭和歌謡は終わらない』 【第82回人形町らくだ亭】1月29日開催/志ん生に捧ぐ孫弟子3人の競演会です ミゼットにブルーバード ミゼットにブルーバードに小松崎茂の原画も!|松戸郊外でみつけた懐かしヴィークルのワンダーランド『昭和の杜博物館』 東・西日本で異なる“おにぎり事情”|日本人なら皆んな知っている「おにぎり」ってどんな形? 東・西で形が違う?|日本人なら知っておきたい“おにぎり”の話 常備したい冬の定番「味の浜藤」のおでんセット【サライのお取り寄せ】 オタワからキングストンまでを結ぶ202kmの運河 カナダ最大のアツモリソウ群生地と世界遺産リドー運河の終着地・首都オタワ 【カナダ・オンタリオ州の旅3】 顎関節症はこうして改善!|原因と予防・対策 スマホの使いすぎ、ストレス過多は要注意!|顎関節症の原因と対策 トヨタ センチュリー|匠の技が磨き上げた美と品格をまとう国産車【石川真禧照の名車を利く】

サライ本誌最新号

ピックアップ記事

  1. 徳川園/名古屋市

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

趣味・教養

ふわふわもプチプチ潰しも肉球ぷにぷにも!「触覚の快楽」が創造性を導く【大人のための発想術 第5回】

Woman petting a cat. Female caress pet

「触ってごらん、ウールだよ」という名キャッチコピーを覚えているだろうか。思わず触りたくなる羊毛の特徴をよく捉えた直球なフレーズだった。

実際、洗いざらしの綿ジーンズ、さらさらの絹ストッキング、しっとりスウェード靴、すべすべしたスーツのキュプラの裏地などなど、繊維や皮革類には「触覚の快感」を誘発する素材が多い。また、犬や猫の肉球のぷにゅぷにゅした触感に癒される女性もよく見かける。

そして、たとえば気泡緩衝材と聞いてもピンとこないかもしれないが、「プチプチ」といえばすぐ「ああ、あれ」と想い浮かぶだろう。「エアキャップ」や「エアマット」という商標で呼ばれる場合もある。子どもの頃、何気なくプチプチ潰しを始め、やめられなくなった経験は誰にでもあるはずだ。そして大人になっても、ストレス解消のためにわざわざ購入する人もいるらしい。

この“プチプチ潰し”が快楽をもたらすのも、最初は柔らかいビニール内の気泡が、徐々に指に力を入れると固く膨らみ、最後には弾けるからだ。段階的にその柔軟性を破壊する指の感触が、破裂音よりさらに心地よくなる。つまり、これも触感フェティシズムによって誘発される「触覚の快感」なのだ。

じつはこうして触れて得られる快感や安心感は、まだ視力も覚束ない新生児の原初的な記憶に基づくのだという。

『触覚とイマジネーション』と題する著書もあるチェコの映像作家ヤン・シュヴァンクマイエルは、「触覚はすべての感覚の中で最も現代芸術の機能に適した感覚である」とも述べている。

彼は粘土を自在に変幻させ、石や布や生肉でさえアニメの素材にする。その映像を目にする人々はあたかも、視覚を通じてそれらオブジェを触っている感覚を味わう。そして、何にでも触れて対象を理解しようとしていた幼児体験を、原初の記憶を、まさに触発されるのだ。

かように触覚とは、最も身体性の高い感覚なのである。これをより研ぎすませることで、他の感覚以上に脳を活性化させうるというのも道理だ。

そして自分が心地よさを感じるオブジェに触り、完全にリラックスした状態で考えを巡らすと、潜在意識が開放され、妙案も浮かんできやすくなるだろう。

この触覚という感覚をなるべく疎外しないよう、意識していろんなものに“触れて”みようではないか。

文・構成/鈴木隆祐
監修/前刀禎明

【参考図書】
『とらわれない発想法 あなたの中に眠っているアイデアが目を覚ます』
(前刀禎明・著、鈴木隆祐・監修、本体1600円+税、日本実業出版社)
http://www.njg.co.jp/book/9784534054609/

51e2cSbHlYL

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 目的の一駅前で下りてみることの意外な脳活効果とは【大人の発想術 …
  2. 神と悪魔が交錯する岐路!スクランブル交叉点で五感を研ぎ澄ます【大…
  3. カメはこう答えるべきだった!イソップ童話「ウサギとカメ」の大人な…
  4. 霊感やひらめきをきっちり捕捉!「直感千本ノック」で第六感を鍛えて…
  5. 理系出身者ほど料理にハマる!作る側に立てば料理はより深く味わえる…
PAGE TOP