伊周との最終決戦が始まる
I:盛大に40歳の祝いをしてもらった東三条院詮子ですが、重い病に罹患していたようです。人知れず道長を呪詛せんとする伊周の復位を願います。
A:やむにやまれぬというか、心残りというか、皇后定子の怨霊化を防ぐとか、いろいろな思いがよぎったのでしょうか。これはこれで、災いの種を撒いてしまった風にも感じます。
I: 復権を果たそうとする伊周の動きが気になる中で、まひろが執筆を始めます。いったいどんな物語が紡がれるのでしょうか。
●編集者A:月刊『サライ』元編集者(現・書籍編集)。「藤原一族の陰謀史」などが収録された『ビジュアル版 逆説の日本史2 古代編 下』などを編集。古代史大河ドラマを渇望する立場から『光る君へ』に伴走する。
●ライターI:文科系ライター。月刊『サライ』等で執筆。『サライ』2024年2月号の紫式部特集の取材・執筆も担当。お菓子の歴史にも詳しい。『光る君へ』の題字を手掛けている根本知さんの仮名文字教室に通っている。猫が好き。
構成/『サライ』歴史班 一乗谷かおり