大量に食べる必要はなく、「間食」として楽しむだけでOK。端的にいえば「チョコちょこ食べ」習慣を楽しめばいいようだ。ポリフェノールの性質を考えれば、一度にまとめて食べるのではなく、数時間おきに少量ずつ毎日食べることが大切だというのである。

チョコレートの種類によって異なりますが、72%以上の高カカオチョコレートを25gほど摂取すれば、680mg以上のポリフェノールが摂取できるので、不足分は十分に補える計算となります。
したがって、1日に摂りたい分量の目安は25g。例えば、1ピース5gを5ピース、5回に分けて食べる「チョコちょこ食べ」はいかがでしょう。(本書43ページより)

基本的には好きなときに食べてかまわないというが、次のような食べ方がおすすめだという。

おすすめの「チョコちょこ食べ」習慣
(1)朝起きてすぐの「目覚ましチョコ」

(2)朝食前に「チョコファースト」

(3)昼食前に「チョコファースト」

(4)14時〜16時の「ごほうびチョコ」

(5)夕食前に「チョコファースト」
「ごほうびチョコ」を忘れた時は、寝る前の「おやすみチョコ」

またダイエットをしている場合は、高カカオチョコレートを間食で食べるぶん、食事で摂る炭水化物を減らすことも心がけたほうがいいようだ。

たとえば72%の高カカオチョコレート5ピースで約140kcal。これはご飯で考えると、お茶碗半分程度の量。6枚切りの食パン1枚より、少し少ない量だ。

しかも高カカオチョコレートはカロリーが高くても太りにくいため、これに置き換えるだけでダイエット効果があるということだ。一気に減らすのが難しい場合は徐々に減らしていくのでもいいようだが、いずれにしてもこれなら簡単に試してみることができそうだ。

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鈴木幹啓 著
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文/印南敦史 作家、書評家、編集者。株式会社アンビエンス代表取締役。1962年東京生まれ。音楽雑誌の編集長を経て独立。複数のウェブ媒体で書評欄を担当。著書に『遅読家のための読書術』(ダイヤモンド社)、『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』(KADOKAWA)、『世界一やさしい読書習慣定着メソッド』(大和書房)、『人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方・話し方』『読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術』(星海社新書)、『書評の仕事』(ワニブックスPLUS新書)などがある。新刊は『「書くのが苦手」な人のための文章術』( ‎PHP研究所)。2020年6月、「日本一ネット」から「書評執筆数日本一」と認定される。

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