京都のタクシードライバーがこっそり薦める「京みやげ」3つ

取材・文/鈴木史子(ウィンダム)

京都の街と歴史、紅葉名所など見どころを熟知しているのがタクシーのドライバー。彼らから知られざる観光情報を聞けば、あなたも“京都通”になれる。

ヤサカタクシーの観光タクシーは、小型タクシーを貸し切るフリープラン2時間8240円(税込み)〜。コールセンター電話:075・842・1212

京都の街中を効率よく移動して、ゆっくり京都観光を楽しむために、タクシーを活用する人は多い。そのため地元のタクシードライバーは、長年観光客を案内するうちに、定番だけでなく穴場の情報にも通じるようになった。

例えばヤサカタクシーは、約1200人のドライバーのうち、観光案内ができる観光タクシーの資格を持つドライバーが約650人。彼らは道を熟知するだけでなく、観光地や寺院の案内までできる京都観光の専門家といえる。「京都検定」(京都・観光文化検定試験)を受験したり、その他にも勉強会や研修会に参加するなど、常に勉強と情報収集を欠かさない。

そんな京都ヤサカタクシーのドライバーが推薦する「京都で買うべき土産物」をいくつか紹介しよう。

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テレビや雑誌で紹介された商品や、京都でしか買えない土産物を求める乗客も多い。デパートに出店する店が多いなか、やはり本店でしか購入できない商品は稀少価値が高い。

店に足を運ばなければ買えない『長文屋』の「七味唐がらし」を挙げたのは塩野さんと高部さんだ。

「全国の蕎麦屋さんから注文が入る七味の専門店です。七味の材料を好みの味や辛さに合わせて調合してくれます」(塩野さん)

けしの実、黒胡麻、山椒、唐辛子、白胡麻、麻の実、青紫蘇、青海苔を混ぜて作る七味唐がらし。

【長文屋】
京都市北区北野下白梅町54-8
電話:075・467・0217
営業時間:10時~18時
定休日:水曜、木曜
料金:340円~(税込み)

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「これは特別な催事以外、基本は本店でしか購入できないお饅頭です」と、ドライバー歴14年の岡昌賢さん(49歳)が薦めるのは、明治15年(1882)創業の和菓子屋『塩芳軒』の銘菓「聚楽」だ。

聚楽第のあった場所にちなんだ名物「聚落」(写真手前)。「丸最中」(奥)は餡が美味。

【塩芳軒】
京都市上京区黒門通中立売上ル飛弾殿町180
電話:075・441・0803
営業時間:9時~17時30分
定休日:日曜、祝日、第1水曜
価格:各162円(税込み)

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京都の味が楽しめる調味料も、土産物として重宝される。

『八百三』の、柚子形陶器入りの『柚味噌』は、本店でしか購入できません」(田尻さん)

宝暦年間に精進料理の店として始まり、柚味噌の専門店になった。手土産にも最適。

【八百三】
京都市中京区姉小路通東洞院西入ル
電話:075・221・0318
営業時間:9時~18時
定休日:日曜、木曜
価格:3600円(陶器入り、内容量220g/税込み)

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以上、京都のタクシードライバーが薦める京都の土産物を3つご紹介した。

名所を効率よく巡り、京都らしい食事や買い物の案内もしてくれる観光タクシー。予約の際に、行きたい場所やどのような場所が見たいかなどの希望を伝えると、ドライバーが事前に準備でき、より密度の濃い京都観光が期待できる。

うまくタクシーを活用して新たな魅力を発見できれば、今までにない旅となるだろう。

【ヤサカタクシー】
公式サイト:http://www.yasaka.jp/

取材・文/鈴木史子(ウィンダム) 撮影/五十嵐美弥

※この記事は『サライ』本誌2016年10月号より転載しました。

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