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秋の味覚といえば、ツヤがあってふっくらおいしい「新米」! 日本人は、以前に比べて、それほどお米を食べなくなっているといわれていますが、新米は別格ですよね。

新米の時期は地域によっても異なりますが、西から北上し、九州が8月頃、東北地方は10月上旬となります。

今回は、そんな新米をさらにおいしくいただくために、リンナイが発表した「炊飯に関する意識調査」から、同社所属の“ごはんソムリエ”稲山浩哉さん監修による、ごはんをおいしく炊く5つのコツをご紹介します。

■1:新鮮な米を使うべし

お米は鮮度が肝心です。精米後、時間とともに劣化するので、お米を購入する際には、包装袋に記載されている精米日を確認しましょう。

酸化が進むと、古米臭がしたり硬くなったりするため、なるべく早めに食べきりましょう。すぐに食べきれない分は密封容器に入れて冷暗所で保存。冷蔵庫の野菜室がおすすめです。

■2:米の研ぎ過ぎに注意

洗米する際は、研ぎ過ぎると米どうしがぶつかって割れ、食感が損なわれてしまいます。だから、お米を研ぎ過ぎないようにするのも大事なポイントです。

現在は精米技術が上がっているため、昔のようにしっかりとお米を研ぐ必要はありません。新米であれば、表面をすすぐ程度で十分です。

■3:普段より少なめの水加減で炊飯する

新米は水分を多く含み、吸水率も良いため、普段より少なめの水加減で炊飯すること。

また炊く前には、春~夏であれば30分、秋~冬なら1時間を目安に水に浸しましょう。十分に吸水できていないと芯が残り、逆に吸水させ過ぎるとふやけてしまうため、注意が必要です。

■4:火力の強いガス火で炊く

高温でスピーディーに加熱し、炊飯中のお米を“踊らせる”ためには、より火力の強いガス火がおすすめ。お米の量は、炊飯器や鍋の大きさに対して7割程度で炊くと、お米がより加熱されやすくなります。

■5:ごはんを保存するなら、炊きあがり後すぐの冷凍を

炊飯器でごはんを炊いてから、しばらく保存するなら、“保温”ではなく、食べる分以外をすぐに冷凍するほうがよいです。炊き上がり後、なるべく早く凍らせることでごはんの“糊化率”(α化率とも言います)を維持でき、炊きたてそのままのおいしさを保てるのです。

ラップなどで冷凍する際は、ぎゅうぎゅうにするのではなく、ふわっと包むようにしましょう。

以上、ごはんをおいしく炊くコツをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? おいしいごはんと秋の味覚で食事を楽しみましょう。

【参考リンク】
 【熱と暮らし通信】 炊飯に関する意識調査 – リンナイ

文/庄司真紀

 

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