
家庭でもお店で食べるようなおいしい肉料理を作りたいと思ったことはありませんか?
人気焼肉店の店長で、YouTubeチャンネル「肉のプロフェッショナル」で肉の魅力を発信する橋本 宰さんが上梓した『肉のプロフェッショナルだけが知っている 世界一おいしい肉の食べ方』(日本文芸社)には、プロだけが知る肉の選び方、焼き方、味付け、家庭でできる肉料理レシピなどがまとめられています。
今回は、『肉のプロフェッショナルだけが知っている 世界一おいしい肉の食べ方』の中から、鮮度を長持ちさせる肉の保存法について取り上げます。
消費期限内に使うなら冷蔵庫でOK
買ってきた肉を消費期限内に使うなら、冷蔵庫のチルドルームや下段の温度が一番低い場所に入れておきましょう。買ってきたままの状態で大丈夫です。
小分け保存ならラップ&フリーザーバッグで冷凍
1.調理用ペーパーで肉を包む

2.手で軽く押してできるだけ平らにする

3.調理用ペーパーごとラップで包む

4.さらにラップを巻いて二重にする

5.フリーザーバックに入れて空気を抜く

業務用ラップが絶対おすすめ

家庭用のラップは密着度が低いので、長期保存には業務用のラップをおすすめします。ふつうのスーパーには売っていませんが、ネットや業務用スーパーで買うことができます。長年使うことを考えると、ラップカッターも用意して、長い巻きのラップを常備するほうがお得です。
トレイから出しての冷凍はNG!

買ってきた肉をトレイから出し、わざわざラップで包み直して冷凍保存するのは、NG。スーパーの業務用のラッ
プは密着度が高いので、そのまま冷凍庫に入れてOK。トレイのままフリーザーバッグに入れると、なおよし。
解凍は冷蔵庫でゆっくりと!

家庭用の真空パック機も出回っているので、真空パックで保存することもあるでしょう。その場合は流水で解凍して
もいいのですが、それ以外は、冷蔵庫でゆっくり解凍します。
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肉のプロフェッショナルだけが知っている 世界一おいしい肉の食べ方
著/橋本 宰
日本文芸社 1,320円(税込)
橋本 宰(はしもと・おさむ)
1971 年生まれ。山形牛専門店「焼肉ホドリ用賀店」店長。長期肥育の雌牛のみを厳選し心のこもったサービスで多くの利用客から支持を得ている。YouTubeチャンネル「肉のプロフェッショナル」では普段見ることができない肉の取り扱いの技や飲食店の裏側、家庭で再現できるおいしい肉の食べ方のコツが人気を博し、2025 年5月現在、チャンネル登録者数は20 万人超。現在は複数の系列店舗も経営しながら、肉の魅力や飲食店経営のノウハウを発信し続けている。
※『肉のプロフェッショナルだけが知っている 世界一おいしい肉の食べ方』(橋本宰 著/日本文芸社 刊)より、一部を抜粋してご紹介しています。
