昨今、海外でも人気の日本酒ですが、有名酒蔵による定番の銘柄をはじめ、にごり酒や発泡系など種類が実に豊富で、自分好みの日本酒を見つけるのは、なかなか難しいですよね。そこで、株式会社NEXERが運営する、アンケートサイト「ボイスノート」(https://magazine.voicenote.jp)が、全国945人を対象に「日本酒」についての調査を実施しました。最も人気を集めた日本酒は何でしょうか。ランキング形式でご紹介します。
■「日本酒銘柄」人気ランキング! TOP10
▷第1位「獺祭」(旭酒造株式会社)82票
「獺祭」は、山口県の酒造メーカー、旭酒造株式会社によって製造・販売されている日本酒の銘柄です。旭酒造は「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて」を信念に、酒造りを行なっているそうです。
酒米の王様として名高い「山田錦」のみを原料とした純米大吟醸酒。フルーティーで華やかな香りが特徴で、老若男女問わず人気のようです。「獺祭」を選んだアンケート回答者からは以下のようなコメントがありました。
・クセがなく、香りが良く飲みやすい
・おいしいし、ゆかりのある場所の酒だから
・フルーティーで飲みやすい
・手に入りやすいからよく飲む
・味わいがあり、食事とも合う
・息子が酒屋の卸問屋で働いていたときに、上司に美味しいお酒について相談した上で、お誕生日にプレゼントしてくれたから
・お米の華やかな味わいが好き
・高級感があって、とても美味しいと思うから
▷第2位「八海山」(八海醸造株式会社)64票
「八海山」は、新潟県の酒造メーカー、八海醸造株式会社によって製造・販売されている日本酒の銘柄です。すべての日本酒が吟醸造りで、どれを選んでもワンランク上の味わいが楽しめるとして高い支持を集めています。
原材料のお米は新潟県産の酒造好適米「五百万石」、水は新潟県の名峰・八海山の湧き水を使用しており、「八海山」の特徴である「柔らかな口当たりの淡麗辛口」を実現しています。淡麗なすっきりとした飲み口で、料理にも合う点が人気の秘密のようです。
・口当たりが良く、胃に染み渡る旨さを感じるから
・新潟のお酒で、すっきりした飲み口が良い
・CMで名前を知っており、初めて日本酒を飲もうと思った時に注文したから
・初めてでも飲みやすく、くっと喉の奥に感じる香りが良くて気に入っている
・水みたいに、グイグイ飲めて美味しい
・すっきりとした辛口なので
・料理に合う
・比較的お値段が安くて、味わいがよい。地元の水がおいしいのかも
▷第3位「久保田」(朝日酒造株式会社)48票
「久保田」は、新潟県の酒造メーカー、朝日酒造株式会社によって製造・販売されている日本酒の銘柄です。創業時の屋号「久保田屋」の名を冠した「久保田」は、淡麗辛口で、柔らかな口当たり、あっさりとしながら、深みとコクが特徴です。
朝日酒造は「酒造りは、米づくりから」との思いから、原材料のお米にもこだわっています。酒米の品質向上や新品種の栽培・研究を推進するために「有限会社あさひ農研」を設立し、地域の契約栽培農家とも協力しながら、酒造りに最適なお米を育てています。淡麗辛口でありながら、フルーティーさや、ほのかな甘さも持ち合わせている点が人気のようです。
・スッキリしていて飲みやすい
・程よい辛さも心地いい
・キリっとした味と、芳醇な香りのバランスが良い
・味わいや香りが非常に気に入っている
・新潟のお酒で、澄んだ透明感のあるイメージがいい
・コストパフォーマンスがいいから
・美味しい、の一言!
・甘くて飲みやすいので
▷4位~10位のランキングは!
第4位「剣菱」(剣菱酒造株式会社)37票
第5位「菊正宗」(菊正宗酒造株式会社)33票
第6位「月桂冠」(月桂冠株式会社)29票
第7位「越乃寒梅」(石本酒造株式会社)25票
第8位「松竹梅」(宝酒造株式会社)24票
第9位「日本盛」(日本盛株式会社)20票
第10位「まる」(白鶴酒造株式会社)17票
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時代の変化が激しい今だからこそ、日本の良き伝統文化の日本酒をゆっくり楽しみたいものです。季節や合わせる料理により、さまざまな味わいを感じることが出来ます。今回の結果を参考に、自分好みの1本を見つけてくださいね。
【対象条件】事前調査で「普段、日本酒をよく飲む」と回答したボイスノート会員
【選定方法】「最も好きな日本酒」の銘柄を一つ、自由記述欄で回答
【有効回答者】945人(全回答から、複数の回答をしているもの、何を指すか特定できないものなどを除外)
【調査日】2021/3/27~2021/3/30
※同シリーズの商品は、合算して集計しています