いまや生活必需品家電のひとつといっても過言ではない、スマートフォン(略してスマホ)。様々な機能があるのはわかっているものの、サライ世代の方からは、電話とカメラ、メール、LINE以外は使いこなせていないという声をよく聞きます。
そこで、今回もスマホのちょっと困った問題の解決方法を、スマホ講座なども行うプロ集団「女子部JAPAN(・v・)」がご紹介します。やりかたを知るだけで、スマホがとっても使いやすくなりますよ!
第2回のテーマは「夜こそ使いたい! 意外と知らない便利な機能」です。
24時間365日、スマホは情報を受信しつづけます。でも、寝ている間に届くメッセージで起こされるのは、ちょっと困りものです。今回は、そんな夜の時間帯こそ役立つ、ちょっと便利な機能をご紹介しましょう。
1.起こされたくない時は「ナイトモード」に
「睡眠中に届いたLINEの通知などで起こされたくない」。そんなときこそ設定したい機能が、「ナイトモード」「おやすみモード」と呼ばれる機能です。Androidでは「通知の鳴動制限」等の名前がついていることもあります。
・必要な時だけON/OFFしたい
iPhoneの場合、待ち受け画面の状態で右上から画面をスワイプすると「コントロールセンター」と呼ばれるメニューが表示されます。その中にある月のマークをタップするだけで、ナイトモードをONにできます。
Androidでも同じように、待ち受け画面の上部からスワイプで表示されるメニューの中に「通知の鳴動制限」が出てくる場合もあります。月のマークが目印です。
もし、表示されない場合は、端末の「設定」→「サウンド」→「通知の鳴動制限」と順番にタップしていけば、ON/OFFができる画面が表示されます。
一度ONにしたら、通常自分でOFFにするまで通知が届きません。起きたら必ずOFFするようにしましょう。
・毎日決まった時間、鳴らないように設定したい
また毎日決まった時間にナイトモードにしたい場合は、iPhoneもAndroidも「設定」から自動でON/OFFが切り替わるようにできます。iPhoneは設定内の「おやすみモード」にある「時間指定」をONに。時間を設定すれば完了です。
Androidでは、先ほど紹介した「通知の鳴動制限」にある「時間帯の設定」をONにすることで設定できます。平日だけ、土日だけといった設定が可能なほか、平日と休日でOFFにする時間を変えることも可能です。
ちなみにこの機能は、運転中や音が鳴って欲しくない場所にいる時にも使えますよ。
2.非常灯にもなる! 懐中電灯機能
急な停電など、暗い中で何かを探すときに便利なのが「懐中電灯」機能です。スマホは通信手段としても重要なので、一晩中懐中電灯として使うのは避けたいところですが、一時的に使う分にはとても役立ちます。
iPhoneの場合は、ロック画面の状態でも懐中電灯が使えます。左下の懐中電灯マークを、ボタンを押す感覚で強めに押します。すると背面にあるライトが点灯します。消すときも同じ要領で、懐中電灯マークを強めに押せばOKです。
もしくは、待ち受け画面の状態で「ナイトモード」の時に説明した「コントロールセンター」を開きます。こちらにも懐中電灯マークがあるので、タップをすればライトがON/OFFします。
Androidも待ち受け画面から開くメニューに、懐中電灯マークがあります。このマークが見つからない時は、アプリの中に「懐中電灯」が入っているので、そのアプリを起動してください。
ナイトモード、懐中電灯どちらとも、Androidの場合はバージョンや端末で設定方法が異なる場合があるので注意してください。
文/女子部JAPAN ミノシマタカコ
女子部JAPAN(・v・)
2010年に「iPhone女子部」として発足して以来、スマホをはじめ、女子が気になるモノ・コトを体験・解決しているコミュニティ・メディア。雑誌でのスマホ特集の監修や著書もあり。スマホ講座の講師やカリキュラム作成も手がけている。
https://www.iphonejoshibu.com/