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1日目《函館から苫小牧へ》【実録・JR北海道全線踏破10日間の旅】

話をしてみるとこういうことだった。彼女は函館に住んでいるのだが、鰊弁当となるとどんなデパートや食堂も追いつかない、函館駅のが一番だ!というのである。それは一口だけかじったカズノコの味でもわかる。これまで何回も姿を見ながら何故か避けてきた自分が恥ずかしくなるほどうまい! それにカズノコが多い! ニシンが美味! なのである。

鰊みがき弁当。これで980円!?と驚かされるリッチな内容。美味完食でした。

驚きから我に返った自分と、言うだけ言って満足したオバサンは、待合室の中でお互い鰊弁当を褒めてナットクして、オバサンは改札口へ向かっていった。彼女がいったいどこから出て来たのかわからない。突然の弁当褒めは、かつてない体験だったが、ああやって褒められると、一層うまく感じられるね。

お弁当を食べ終わるころ、長万部行きが入線してきた。

長万部の駅前には、「まんべくん」の顔だし看板が立っていた。名産のホタテ、アヤメ、そしてカニを組み合わせた街のキャラクターだ。

長万部から先は室蘭本線に乗車する。本数が少ない小樽まわりの通称「山線」を先にかたづけておきたかったが、考えた以上に速度が遅く小樽へ着いた頃には日没を過ぎてしまうのだ。

噴火湾の描くカーブに沿って走る森駅から長万部駅まではお気に入りの区間だ。いまの日本では珍しい非電化複線区間があり、架線柱がないから海がいっそう広くみえる。窓から水平線を眺めていると突然貨物列車や特急列車が現れる。

五能線や羽越本線のような奇岩はないが、スコーンと抜けた海岸風景は素晴らしい。ふと「今回の旅・車窓ベスト10」を考えることにし、まずその候補に加える。

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