御用達制度のあった時代には宮家の食卓を彩り、迎賓館の晩餐では諸外国の賓客をもてなし続けてきた銀製品の専門店、それが宮本商行だ。創業は明治13年(1880)。以来、今なお熟練職人の手による精緻な加工が身上だ。そして、変わらぬ優品を世に送り出し続け、世界各国から賞賛を受けている。
カトラリー、食器、アクセサリー、美術工芸品、ステーショナリーや香立などの小物類と、手がける製品は多数。中でも、オーダーメイドの純銀イニシャルバッジは、宮本商行屈指の職人が数人がかりで作り上げる逸品だ。
イニシャルのデザインは宮本商行オリジナルの花文字。製作は、糸ノコを駆使して銀板を切り抜くことから始まり、最終工程の研磨によって完成する。製品の仕上がりまで約1か月。手間と時間を惜しまずにかけることで、銀製品は輝きが増すということだろう。
純度は、世界共通で「スターリングシルバー」と呼ばれる銀925だ。これは硬度があり、銀と銅の融合率がいちばん安定している純度の高い銀である。
職人の技への自信が、最高の素材を使わせる理由だろう。切り出し、削られ、磨かれた細い線が美しい。
商品名/銀製イニシャルバッジ
メーカー名/宮本商行
価 格(消費税8%込み)/19,440円