創刊30周年を機に製作を始めた特製「サライのおせち」。5回目となる今回も、さらなる極みを目指して試作を重ね、逸品が完成した。2024年版のコンセプトは“北陸の美味が詰まったおせち”。製造は、このおせちを初回から手がける富山の料亭『千里山荘』に依頼した。同店は地産地消を信条に主に地元の新鮮な食材を用いて、季節感溢れる日本料理を供する名店。その上、おせち専門の工房を備えており、おせち作りの知恵と技が集積されている。
本誌編集長の三浦一夫は「今回は、そんな同店の特性がこれまでの中で最も活きた内容になった」と、次のように太鼓判を押す。
「古くは若狭国が皇室へ食べ物を納める御食国だったように、恵み豊かな日本海に面し、急峻な山々を背負う北陸は、山海の美味の宝庫。また、江戸から明治にかけて北前船の交易によってもたらされた食材が影響を与えて誕生した北陸独自の美味も数多くあります。これらを軸にして、地元の食文化を熟知する『千里山荘』さんに製造をお願いしたら、格別なおせちができあがると考えたのです。それが見事に的中し、想像以上の仕上がりになりました」
今回の弐の重には、こうして完成した北陸由来の献立が多数詰まっている。日本海産の蟹を使った「蟹の土佐酢ジュレ」や、富山の郷土料理「かじき昆布〆」、加賀野菜を使った「五郎島金時の渋皮栗きんとん」などがその一例だ。さらに、壱の重には祝い肴や縁起物など伝統的な和の献立が、参の重には酒肴にも好適な和洋の品々が美しく端然と盛り込まれている。
「全41品の献立は試食を重ね、食べ飽きないように辛み、甘み、酸味など全体の味の調和を考えて構成しています。また、『千里山荘』さんでは、献立ごとに調理法や冷凍の仕方を変えているので、その味はどれも秀逸です。いくらのプチプチとした食感や、煮物の上品でまろやかな味わいは冷凍とは思えないおいしさです。来春は北陸新幹線が福井県の敦賀まで延伸し、北陸への関心が一気に高まります。ひと足さきにおせちで、彼の地の美味を堪能してみてはいかがでしょう」と三浦編集長。
去る9月に発売を開始して以来、特製「サライのおせち三段重」は、おかげさまで多くの注文をいただいています。例年、締め切り前に完売御礼となり受付を終了してしまうため、お申し込みはお早めに。
特製「サライのおせち三段重」
【壱の重】
【弐の重】
【参の重】
「サライのおせち」お取り寄せ案内
特製「サライのおせち三段重」
(4人前・41品目)
壱の重+弐の重+参の重
税込み価格 2万7000円
商品番号 OT 71-146
【インターネットでのご注文】
「サライのお取り寄せ」ウェブサイト
https://kokorokarano.jp/osechi.html
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受付時間:10時~17時(土・日・祝休日も受付)
【お支払い方法】
クレジットカード・NP後払い(※)・代金引換がご利用いただけます。
詳細は「サライのお取り寄せ」ウェブサイト内のご利用ガイドをご覧ください。
●お届け可能地域:全国都道府県(ただし離島はお届けできません)
●お申し込み締め切り:2023年12月17日まで(なくなり次第終了)
●お届け日:2023年12月30日
●賞味期限:冷凍で2024年1月31日
※NP後払いは商品発送後に銀行、郵便局、コンビニエンスストアで料金支払いするサービスです。NP後払い、代金引換のご利用には手数料がかかります。ご自宅以外へのお届けの場合、代金引換はご利用になれません。
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取材・文/山津京子 撮影/泉 健太