絵本をはじめ本の装丁や挿絵など幅広い分野で活躍を続けた、画家・安野光雅。独自の世界観で美しく繊細に描かれた作品は国内外で人気を得て高く評価されました。

北九州市立美術館で開催される「津和野町立安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校」は、ユーモアとふしぎにあふれた安野光雅の世界を紹介する展覧会です。(7月6日~8月25日)

「ふしぎなのり」『はじめてであうすうがくの絵本1』より 1982年

本展の見どころを、北九州市立美術館の学芸員、長峰真奈美さんにうかがいました。

「画家・安野光雅(1926‐2020)は、島根県津和野町に生まれ、自然あふれる土地でさまざまな空想をめぐらせ、絵描きになることを夢見て少年時代を過ごしました。

「7」『かぞえてみよう』より 1975年

1950年に上京、小学校で図画工作を教えるかたわら、本の装丁や挿絵などを手がけます。1961年に教員を辞め画家として独立し、1968年『ふしぎなえ』で絵本作家デビュー。その後は画家、絵本作家、装丁家、また執筆活動など、幅広い分野で活躍を続けました。

『おおきな ものの すきな おうさま』より 1976年

独自の世界観で美しく繊細に描かれた作品は国内外で人気を得て、国際アンデルセン賞画家賞をはじめ、数々の賞を受賞し高く評価されました。こうした作品の原点には、津和野で育まれた幼い頃の体験や教員時代に試行錯誤した経験が投影されています。

「オオカミとサギ」『きつねがひろったイソップものがたり1』より 1987年

本展では、創作の出発点である教員時代に着目し、学校の授業科目に見立てた構成により、多彩なジャンルの作品を紹介します。ユーモアとふしぎにあふれた安野光雅の世界をお楽しみください」

『蚤の市』より 1983年

温かでありながら繊細、ANNOワールドの不思議にみちた会場にぜひ足をお運びください。

※作品はすべて(C)空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館

【開催要項】
津和野町立安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校
会期:2024年7月6日(土)~8月25日(日)
会場:北九州市立美術館 本館
住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
電話:093・882・7777
公式サイト:https://www.kmma.jp
開館時間:9時30分~17時30分(入館は17時まで)
休館日:月曜日(※月曜日が祝日又は振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館。ただし8月13日(火)は特別開館)
料金:公式サイト参照
アクセス:公式サイト参照

取材・文/池田充枝

 

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