世界4大文明(メソポタミア・インダス・エジプト・黄河)の発展と共に文字が生まれましたが、現在でも使用されているのは黄河文明で生まれた漢字のみです。
日常的に使用していますが、読めそうで読めなかったり、もはや読み方の想像すらできないものまで存在します。近年ではパソコンやスマホの変換機能に頼って、ますます漢字が「読めない」「書けない」人が増えています。
『サライ.jp』でも人気のコンテンツ「脳トレ 漢字」のおさらい企画として、毎月5本をセレクトして、ご紹介します。隙間時間にチェックして、記憶力を鍛えながら漢字の奥深さを楽しんでください。
■1:「麒麟」の意味・語源とは?
2020年の大河ドラマのタイトルに使用されたことで、この漢字を意識した人も多いのではないでしょうか。中国の想像上の動物であり、才能の傑出した人という意味も持ちます。
■2:誤読の多い漢字として知られる「未曾有」
ニュースでよく聞く言葉ながら、いざ漢字で書くと見知らぬ様子に……。
誤読して話題になった首相がいるほど、誤読の多い漢字としても知られています。
※かつての首相も誤読した!?「未曾有の事態」の「未曾有」の正しい読み方・語源を知っていますか?
■3:「一入」は、いちいり? いちにゅう?
漢字自体は、小学校1年生で習うものの組み合わせ。
それなのに、なぜか読み方を迷ってしまう代表的な単語かもしれません。
※いちいり?いちにゅう?「一入」の正しい読み方・語源を知っていますか?
■4:読み方に迷う、誤読の多い漢字「漸次」
“ぜんじ”と読むか“ざんじ”と読むか… 、どちらも正しい気すらしてしまいます。
きちんと意味を知れば、もう迷うことはありません。
※ぜんじ? ざんじ?「漸次」の正しい読み方は? 混同しやすい「暫時」との違いと覚え方もご紹介
■5:体の部位を表す漢字「鳩尾」
あの部位が、鳩の尾の形に似ているとは知りませんでした。
他にも体の部位を表す漢字をご紹介しています。
※“はとお”と書く「鳩尾」の正しい読み方は? 人間の急所の一つです
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すべて読むことはできましたか? 読めても、意味までは知らないことも多いと思います。じっくりと漢字と向き合うことで、その奥深さに感心し、知的好奇心も刺激されるはず。ぜひ、毎月の習慣として「脳トレ漢字おさらい編」を取り入れてください。
文/編集部