日本の銘酒400種類以上と人気レストランのアペタイザーが勢揃いする夢の饗宴「ジョイ・オブ・サケ」が、11月2日(水)に東京・五反田で開催されます。
2001年にホノルルで幕を開けた「ジョイ・オブ・サケ」は、日本以外で開かれる日本酒のイベントとしては最大規模のもので、毎年多くの外国人が日本酒の美味しさに感嘆の声を上げ続けている。
この「ジョイ・オブ・サケ」に提供される日本酒は、「全米日本酒歓評会」に出品される400種を超える銘酒だ。
「全米日本酒歓評会」では日米10人の審査員が出品酒を利き酒して味を評価する。審査は2段階に分かれ、1回目はすべてを審査、2回目は上位50%についての審査が行われる。
カテゴリーは大吟醸A(精米歩合40%以下)、大吟醸B(精米歩合50%以下)、吟醸、純米の4部門に分かれ、各部門の上位には「金賞」「銀賞」が与えられる、この「金賞」受賞酒の中から特に優れた日本酒ひとつに、各部門の「グランプリ」「準グランプリ」の栄誉が授与されるのだ。
また、2001年からの歓評会での受賞を数値化し、その累計の最も高かった蔵元に送られるのがエメラルド賞だ。
今年各グランプリの栄冠に輝いたのは、
■大吟醸A部門(精米歩合40%以下)
「出羽桜 大吟醸」(出羽桜酒造・山形県)
■大吟醸B部門(精米歩合50%以下)
「桃川 大吟醸」(桃川・青森県)
■吟醸部門
「御慶事 純米吟醸」(青木酒造・茨城県)
■純米部門
「純米 雪の茅舎 山廃純米」(斎弥酒造店・秋田県)
■エメラルド賞
清水清三郎商店(三重県)
どれも審査員が目を見張るほどの出来栄えだった。
この「ジョイ・オブ・サケ」の東京での開催は2010年からで、いまでは日本酒ファンにとっては欠かせない日本酒イベントとなっている。
今年もホノルル開催、ニューヨーク開催に続き、11月2日(水)に東京・五反田にある「五反田TOCビル13階特別ホール」にて開催される。
会場内には人気レストランも出店。西麻布のリストランテ「アルポルト」、斬新和食の「日本橋 逢坂」、ソムリエとシェフコンビのダイニング「赤星とくまがい」など、日本酒に合わせたアペタイザーも様々に用意され、まさに銘酒と絶品酒肴の饗宴だ。
また特別ホールは優れた音響設備を備えているので、毎年サプライズで催される優雅なエンターテイメントも場を盛り上げること間違いなし。
今や世界の舌が絶賛する日本酒の神髄を、この機会にとくとお楽しみください。
【ジョイ・オブ・サケ】
■会場/五反田TOCビル 13階特別ホール
■所在地/東京都品川区西五反田7-22-17
■開催日時/11月2日(水)18時~21時
■入場料/8500円(当日券9500円)
※チケットはジョイ・オブ・サケ・オンライン・チケットストア、もしくはチケットぴあ、イープラス、CNプレイガイド、セブンチケットなどの購入サイトでお求めいただけます。
詳しくは下記の「ジョイ・オブ・サケ」ホームページにて
http://www.joyofsake.jp/
取材・文/田中宏幸