黒いツユで有名な名物・音威子府ソバ。ただし本日はもう終了。営業時間は午前10時から午後3時頃まで。ツユが終わればそれで終了。貼り紙をよく見ると水曜休み。今日は元々お休みだったようだ。
ちなみに旭川から青春18きっぷを使って、ここの駅ソバを食べるには、朝6時3分発の一番列車に乗るしかない。それで来ると、音威子府駅到着は9時5分。そば屋が開くまで一時間。稚内行き下り列車が発車するまで8時間待ちだ。
音威子府駅のホーム上に作られた木製機関車。地元の高校でつくられたものだという。かつてはこのホーム上に駅そば屋があった。
停車時間を利用して駅弁タイム。たっぷりのイクラと鮭の身が入った御飯が食欲をそそる。車内に戻り、真ん中の特等席でいただく。
跨線橋では駅員さんが掃除していた。「どれだけ掃除をしても、すぐに虫が入ってきて死骸がたまってしまうんですよ」と嘆く。跨線橋は夜も照明がされているため虫が集まりやすい。通路からも入ってくるが、窓が開けられてしまうと虫が入り放題になってしまう。
乗客にはなかなか見えない,けれどけっこう重労働だ。
停車時間中に列車番号が変わる。車両は直通するのだが、列車の扱いとしては、名寄発音威子府行きと音威子府発稚内行きの2本。荷物を車内に置いたまま二つの列車を乗り継いだことになる。
音威子府17時7分発。ここからは、下りの普通最終列車となる。音威子府でひとり下車したらしく、車内はとうとう乗客2人だけになっていた。