歴史あるキャンパスには、大人が興味を惹かれる施設や場所が多数ある。医学史、自然誌、演劇、文学から仏教美術まで。大人の好奇心が大満足!

日比野学長は「日常の中にアートがある」と説いている。アートと日常を分けるのではなく、生活の中から、心が揺さぶられるアートを発見するという考え方だ。
「アート作品は、日常と交じるのが本来の姿。生活があるからこそ、アートが存在するのです」
それを踏まえ、「日本中の家をアートだらけにする」というコンセプトで運営するのが、ギャラリー兼ショップの「藝大アートプラザ」だ。楽譜のようなロゴ(上写真)は、日比野学長がデザインした。
藝大アーティストたちの作品
館内では、定期的に「藝大アーティスト」(現役生や卒業生、教員など、東京藝大に関わる作家)の作品が展示・販売され、個性的な企画展やイベントも催される。現在進行形で活躍する「藝大アーティスト」たちによる絵画や彫刻、さらにデザインが施された器や小物、バッグにTシャツなど、他のショップにはない品揃えだ。
アートを特別視するのではなく、日常に取り込むための雑貨や日用品が多数並んでいる。


東京藝術大学上野キャンパス
東京都台東区上野公園12-8
交通:JR上野駅・鶯谷駅、東京メトロ千代田線根津駅より徒歩約10分
藝大アートプラザ
電話:050・5525・2102
開業時間:10時~18時
休日:月曜(祝日・振替休日の場合は営業、翌営業日が休業)
入場料:無料

