昼神温泉|花桃と朝市が楽しめる南信州最大の温泉郷【魅惑の温泉案内 第71回】

01_昼神温泉足湯

長野県西南に位置する阿智村は、東は飯田市に接する小さな村。この村に湧くのが昼神(ひるがみ)温泉です。

阿智川の清流をはさみ、温泉宿やホテルが軒を連ね、南信州最大の温泉郷といわれています。

温泉は昭和48年(1973)に旧国鉄のトンネル調査中に発見されました。泉質は無色透明の硫黄泉で、pH値は9.7という高いアルカリ性で、指の間から温泉が滑り落ちるように感じます。

アルカリ性は高くなるほど洗浄力が強くなり、油分も取られてしまいます。湯上り後は保湿をお忘れなく。

02_昼神温泉朝市

昼神温泉の名物といえば毎日開催される朝市です。春は山菜、夏はトマトやトウモロコシなどの野菜、特産品や手作り品などが並びます。

朝市広場には足湯もありますので、ちょっと休憩にもピッタリです。

昼神温泉から少し奥まった月川温泉にかけての一帯は花桃が多く植栽され、赤、白、ピンク色に咲き分ける鮮やかな花桃が例年4月中旬~5月上旬に見頃を迎えます。今年はちょっと開花が早く、温泉街を彩る花桃の盛りもあとわずか。すぐに出かけましょう。

取材・文/関屋淳子
桜と酒をこよなく愛する虎党。著書に『和歌・歌枕で巡る日本の景勝地』(ピエ・ブックス)、『ニッポンの産業遺産』(エイ出版)ほか。旅情報発信サイト「旅恋どっとこむ」(http://www.tabikoi.com)代表。

「魅惑の温泉案内」過去記事リスト