両面使える銅製おろし金

上から特2号、特3号 

大根おろしに山葵、生姜。あくまでも添え物にすぎない薬味だが、このおろし金があれば話は別だ。

明治40年(1907)、モノづくりの街・新潟県燕市で創業した金属加工会社「ツボエ」は、ヤスリの製造で培った目立ての技術を活かし、おろし金専門の老舗として業界を牽引する。その自信作がこちら、銅製のおろし金だ。

代表取締役の笠原伸司氏は語る。
「おろし金は本来、おろすのではなく『切る』ものなんです。機械プレスの量産型おろし器は、野菜をすり潰すため繊維が壊れ、水が分離してボソボソしやすい。それとは構造そのものが異なります。熟練の職人が目立て機を巧みに操り、ひとつひとつ立てた目は切れ味が鋭く、各々が刃物として機能。潰さずに切り刻むことで、みずみずしく食感のいいおろしができるのです」

特徴は両面使い。表と裏で目の細かさが異なるため、食材によって使い分けできる。どちらもさほど力を入れずとも、スッスッと気持ちよくおろせる。

水気を程よく含んだ薬味は天ぷらや刺し身の味わいを引き立て、料理がワンランクアップ。板前御用達、プロ仕様の良品をぜひ家庭でも使いたい。

両面使える銅製おろし金

粗目で仕立てた表側は、刃が深く掘り起こされ切れ味抜群。大根おろしやかぶなど食感を楽しみたいものに。

【今日の逸品】
両面使える銅製おろし金

ツボエ
7,700円~(消費税込み)

 

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