三宝院表書院など7万点以上の国宝を有し、世界文化遺産に登録されている京都の醍醐寺。かつて豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」の舞台とされる桜の名所でもある。今回お届けするのは、醍醐寺の僧侶が平穏無事の祈願を施し、「不動明王桜」と名付けられた桜。
品種は「来幸桜」という、ほかでは手に入らない貴重な新品種。2月下旬~3月中旬に花をつける早咲きで、害虫がつきにくく、剪定すれば樹高を抑えられる。大きい鉢や庭に植えて大きく育てるもよし、付属の鉢でコンパクトに育てるもよし。
「桜の花を愛でられる期間は短いので、そこに至るまでの“育てる楽しみ”も味わっていただけたらと思います」と語るのは、東京に社を構える販売元の開発本部部長、荻野真悟氏。自身もこの桜を育てた経験者だという。
育て方は普通の植木と同様でマニュアルも付くが、専用ダイヤルに連絡すればスタッフから直接アドバイスをもらえる。売り上げの一部は醍醐寺に寄付されるため、世界文化遺産を維持する一助となるのもうれしい。自分用はもちろん、長寿や出産祝い、新築祝いなどにも喜ばれる縁起のよい桜である。
【今日の逸品】
醍醐の不動明王桜・苗木一本
スピンドル
13,200円(消費税8%込み)