『サライ』6月号は”富士山を知る”からはじめる「登山の楽しみ」と題し、特集しています。
古来、信仰の対象として崇められてきた名峰・富士山。昨年6月、周囲の神社や湖などを含む25の構成資産が世界文化遺産に登録されたことで、あらためて国内外の注目を集めています。本特集では、美しき霊山の歴史から、ガイド付き登頂ルートの歩き方、最新登山道具まで案内します。
第1部は、霊山の歴史を辿り、参詣道をゆっくり歩いて山頂を目指す「よし、この夏は富士山に登ろう」と題した特集です。特集のはじめには、火山研究者であり、静岡大学教授の小山真人さんに、日本一の霊山である富士山はいかにして誕生したのかを解説していただきました。
山頂へ導く4つの登山道「吉田ルート」「須走ルート」「御殿場ルート」「富士宮ルート」の紹介では、それぞれのルートの所要時間から景色の楽しみ方まで案内します。
また、湯船から富士の絶景を望める湯宿もご紹介します。”逆さ富士”が眺められる名旅館や、内湯からも富士見が楽しめる宿のほか、入浴のみの利用も可能な温泉もあり、下山後に登頂の余韻を味わえます。
第2部は、6時間歩行を克服するトレーニング法、最新登山用具などを紹介する「安全・快適に楽しむための、山歩きの体づくりと道具選び」です。今夏、登山に挑戦しようと思っている初心者のために、今から準備すべき点を各専門家たちが指南します。
登山医学に詳しい医師の増山茂さんには、怪我や病気を防ぎバテない登り方を、山岳ガイドの松浦寿治さんには、階段を活用して1日5分でできる正しい歩き方のトレーニング法などを指導していただきました。
登山道具の選び方は、登山靴から雨具や防寒着、登山時にあると便利な小物まで、登山用品専門店『さかいやスポーツ』の髙橋典孝さんが解説しています。。
また、とじ込み付録として「富士山周辺図と便利帳」をご用意しました。富士山を信仰対象としてきた神社や、天然記念物、美術館など富士山周辺の見どころや、7月~9月における富士山頂の気温などを紹介します。
このほか、趣味を広げる「パソコン活用術」と題した特集も行なっています。サライ世代の多くがパソコンを使い、今や必需品となりつつあります。ウィンドウズXPのサポート終了に伴い、買い替えた人やその予定の人も多い中、パソコン環境を見直し、快適に安全に使うための情報をお届けします。
詳しくは、本日発売の『サライ』6月号をぜひ手にとってお確かめください。