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『サライ』2017年9月号は、45人の目利きが選んだ「これが私のスタンダード(暮らしの定番)」の大特集に、夏の涼味「そうめんを究める」の特集をあわせてお届けします。

それでは今号の読みどころを紹介してまいりましょう。

【総力特集】
鞄、文具、調理道具、うつわ、服飾品、手土産
識者45人が選んだ“人生のものさし”
これが私のスタンダード(暮らしの定番)

使い勝手のいい道具、手に馴染む美しいうつわ、職人技が光る鞄、自分らしさを取り戻せる心安らぐ空間……。今号の大特集は、「これが私のスタンダード」と題し、様々な分野で活躍されている著名な方々に、“人生のものさし”となっている愛用の品々、生きる指針や教訓、忘れられないヒトを挙げていただき、それらを通じて心豊かな暮らし方を提案しています。

まず冒頭では、建築家の杉浦伝宗さんと料理研究家の土井善晴さんが、サライ世代にとって「心地よい暮らしに必要なものとは何か」をテーマに語り合っていただきました。おふたりの自然観や美意識に基づいた、快適な暮らしの実践方法が満載の対談です。

つづく第1部では、「先達に倣う、暮らしの流儀」と題し、庭師の十一代小川治兵衛さん、竹之御所流精進料理後継者の西井香春さん、ベストセラー『京都ぎらい』の著者で国際日本文化研究センター教授の井上章一さん、俳優の角野卓造さんの4名が、生きていくうえでの道標となる「人生のスタンダード」を語っています。

第2部は、吉田茂の側近として活躍した政治家で実業家の白洲次郎とその妻で随筆家の正子の暮らしに焦点を当て、それぞれの「もの選びの流儀」と「愛用品との付き合い方」を繙きます。

続いて、服飾評論家の石津祥介さん、映画監督の宮崎駿さん、登山家の三浦雄一郎さん、昭和女子大学総長の坂東眞理子さんなど36人の識者が、鞄、文具、調理道具、服飾品、手土産など、各々の暮らしに欠かせない「スタンダード」を披露してくれました。

総勢45人の「人生の目利き」たちの心を捉えた逸品の数々――。達人ならではのセレクト基準もじつに興味深い特集です。ぜひお楽しみください。

 

【特集】喉ごしのよさと淡味が身上
「そうめん」を究める

夏の涼味、そうめん。実は、日本人がもっとも古くから食べていた麺でもあります。

奈良時代に唐からその原型が伝わり、鎌倉時代には、練った小麦粉を油でコーティングしてより細く長く延ばす手延べの技術が確立し、手延べ麺として完成します。

つまり、そうめんを定義しようとすると、手延べで細く引き延ばした小麦製麺、ということになり、主に切り麺で作られてきたうどんと、製法の上で大きく異なるのです。

もう一つ、そうめんには細さに一応の基準があります。日本農林規格では、1.3㎜未満の小麦乾麺をそうめんと分類しています。ちなみにひやむぎは、1.3㎜以上1.7㎜未満。うどんは1.7㎜以上。

しかし、全国を見渡すと、たとえば徳島の半田そうめんや、小豆島の太そうめんのように、この基準より太いものが散見されます。また、うどんやひやむぎの中にも手延べで細いものがあり、必ずしも農林規格に沿っていないのが現状です。

さて、本誌9月号では、そうめんの歴史や小豆島での製造工程の紹介の他、そうめんのおいしい食べ方を、「つきぢ田村」の田村隆さん、枝元なほみさん、イタリア料理「パッソアパッソ」の有馬邦明さんと、3人の名料理人に教わりました。

「鰹づけそうめん」「フルーツトマトと大葉の塩タレそうめん」「ベトナム風そうめん」「イタリア風釜玉そうめん」そうめんのジェノベーゼ」など、その数15レシピ。毎日お昼に食べても半月分。あまりにおいしいためもう一度食べたくなるはずなので、約ひと月分!

まだまだ続く暑い夏、本特集を参考に、そうめんを食べてつるりと乗り切りましょう。

 

*  *  *

サライならではの、人生の達人たちが選んだとっておきのモノ語り特集「これが私のスタンダード」に、つるりと喉ごしを楽しみたい「そうめん」の特集をあわせた、夏真っ盛りの『サライ』9月号。ぜひ書店等で手にとってご覧ください!

※ サライ9月号を試し読み

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文/編集部

 

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