2023年『サライ』特製 「円山応挙障壁画 里帰り特別公開」記念
応挙とその一門が手がけた大乗寺の至宝

『円山応挙カレンダー』

表紙は円山応挙『郭子儀図』(部分)。

毎年好評をいただいている、『サライ』の特製カレンダー。2023年版は、「円山応挙障壁画 里帰り特別公開」記念とのコラボレーション。応挙とその一門が手がけた大乗寺の至宝が1年を彩ります。

昨年までの判型はそのままに、高級感を備えて充実したカレンダーを、是非ご愛用ください。

各月毎の絵画解説ページもあります。

円山応挙と大乗寺の障壁画

石段の上に立つ大乗寺の山門。門を潜(くぐ)ると正面に客殿があり、その前で応挙の像が客人を迎える。

18 世紀の京都で活躍し、江戸時代絵画の真の実力者と称される円山応挙。その応挙と一門が勢力を結集して手がけたのが、兵庫県美方郡香美町にある大乗寺客殿を飾る障壁画群である。

大乗寺は、寺伝によれば天平17年(745)、東大寺・大仏造立の重責を担った行基菩薩による開山。中世には戦乱などで荒廃したが、江戸時代に伽藍の再建が図られたという。その再興の過程で京都随一の人気を誇った円山応挙に当時の住職・密蔵上人が障壁画を依頼。応挙は長沢芦雪(ながさわろせつ)をはじめとする優秀な弟子たちとともに、天明7年(1787)と寛政年(1795)の2度に亘り、「仏間」を取り囲む「孔雀の間」や「芭蕉の間」など、全13室からなる客殿障壁画の制作を手がけたのだ。

何より特筆すべきは、仏間に安置される平安時代の十一面観音を取り囲むように配された、立体曼荼羅を意識したという障壁画空間が改変を加えられることなく現代にまで継承されてきた点にある。大乗寺は、応挙とその一門が総力をかけた「奇跡の空間」なのである。

大乗寺「円山応挙障壁画 里帰り特別公開」のお知らせ

客殿「孔雀の間」を望む。この左に「芭蕉の間」がある。

応挙一門が手がけた大乗寺客殿の障壁画。そのうち中核をなす応挙の手になる「孔雀の間」「芭蕉の間」「山水の間」などの襖絵は、保存上の理由から近年になってオリジナル作品が収蔵庫に収められ、再製画と呼ばれるデジタル複製に取って代えられていた。

しかし、このほど全てがオリジナル作品に戻され、期間限定で公開されている。拝観できるのは客殿13室のうち「仏間」を除く全12室(2階の「猿の間」と「鴨の間」は下記、拝観料とは別に料金300円が必要)。オリジナル作品で「奇跡の空間」が体感できるのは今回限りとのことなのでお見逃しなく。

【期間】開催中~2023年3月15日(水) 
【拝観時間】9時~16時(受付は15時40分まで)
【拝観料】1200円
【休館日】12月31日(土)、1月1日(日)(祝)、不定休あり
※11月12日、12月10日、17日、2023年1月14日、2月18日は特別行事開催のため、受付は14時まで。
【開催場所】大乗寺/兵庫県美方郡香美町香住区森860 電話:0796・36・0602
【アクセス】JR山陰本線香住駅下車、タクシーで約5分。

『サライ』12月号特別付録は、2023年「サライ」特製『円山応挙カレンダー』

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