「奇想の絵師」のみならず、いまや日本美術の代表格となった伊藤若冲(1716~1800)。自宅に鶏を飼い観察するなどし、精緻ながら、生命力にあふれる自由な構図の花鳥画の世界を切り開いた。『サライ』8月号の特別付録は、若冲の名作『紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)』を表裏にあしらった便利な財布だ。小銭入れ、札入れ、カード入れを備え、必要充分な機能を持つ軽量な財布である。普段使いに、またはちょっとした散歩や旅行時のサブ財布としてご活用いただきたい。
伊藤若冲『紫陽花双鶏図』 エツコ&ジョー・プライスコレクション蔵
※この記事は『サライ』本誌2022年8月号より転載しました。