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【インタビュー】奥本大三郎(作家、ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」館長・75歳)「研究成果は楽しい読み物で社会に伝える。ファーブルのおかげでそう決意しました」

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【娘のきもち】真っ直ぐ進めたのは、血のつながらない孫をどこまでも愛し続けてくれた祖父がいたから~その2~

取材・文/ふじのあやこ

【娘の気持ち】真っ直ぐ進めたのは、血のつながらない孫をどこまでも愛し続けてくれた祖父がいたから~その2~

家族との関係を娘目線で振り返る本連載。幼少期、思春期を経て、親に感じていた気持ちを探ります。~その1~はコチラ

今回お話を伺ったのは、都内にある広告代理店で働いている由衣さん(仮名・37歳)。福島県出身で、両親と母方の祖父母との5人家族。中学浪人にならないため、中学1学年250人ほどいる生徒の中で数名しか合格しない難関女子高に入るために、由衣さんは毎日必死に勉強していました。

「学校に塾、そして複数の習い事を毎日こなしていたので、プライベートな時間はほぼなし。夏休みなどは夏期講習の合宿に参加していて、本当に勉強以外の記憶があまりないほど、とにかく勉強漬けでした」

無理矢理押し切った大学受験。学費は祖父の貯金から出してくれた

勉強漬けの甲斐もあり、由衣さんは無事両親の希望校に合格。合格した時には祖父母はとても喜んでくれたそう。しかし両親はそうではなかったと言います。

「両親は、受かって当然!みたいな感じで、そこまで喜んでくれませんでした。祖父母はそれをカバーするかのように、とても喜んでくれましたよ。いつも厳しい祖母もずっと笑顔でしたね。

高校は家から電車を使わないと通えないところで、入学してから毎日、卒業まで祖父が駅まで迎えに来てくれていました。私が中学生の頃まで祖父は船の無線技士をしていたんですが、高校進学の少し前に体調を崩して仕事を辞めていたんです。ずっと家にいるようになってからは、仕事している両親に代わって、私の晩御飯など身の回りの世話もしてくれていました」

高校でも好成績をキープしていた由衣さん。大学進学のタイミングでどうしても地元を離れたかった思いから、ある行動を起こします。

「三者面談の時に、母親が来てくれたんですが、先生にも地元の大学を希望すると伝えて、ちゃんと地元の大学を受験しました。そしてわざと全部落ちたんです。親の落胆は想像以上でしたね。その後は地元を離れて、寮があった仙台の予備校に進学しました。そこでも家を出ることを両親は反対しましたが、祖父が味方してくれて、勉強するならと渋々了承をもらった感じです。

そして、1年後、親への相談なしに東京の大学を受験して、無事合格。東京に行くことができました。その時には両親から見放された状態だったのでそこまで揉めませんでした。学費は祖父が貯金から出してくれました」

【次ページに続きます】

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